MEOを始めたい方が読まれていると思いますが、始めるだけであれば基本的に誰でも簡単にできます。
そこから結果が出せるか出せないかはMEOの上位表示対策によっても変わりますが、それ以上にあらかじめやっておくべき「分析」が絶対必要です。
とりあえず始めるでは絶対に結果がついてこないのがMEOです。
この記事ではその「分析」という部分でやるべきことをいくつかまとめているので、MEOを始める前に読んでみてもらえたらと思います!
- MEOで上位表示できたときの恩恵
- 検索されないキーワードを選ばない方法
- 上位への掲載が狙えるかの判断
上のような分析方法を記載しています。
あらかじめ分析をしてスタートするのとしないのとでは大きく差が出るはずなので、MEOを始めたい方は最低限失敗しない知識を持ってから始めてみてください。
もちろん始めてしまった後でも見直す機会にもなると思います!
MEOを始めたいなら分析と隠れたキーワードを見つける
あらかじめ知っておきたいこと
MEOで上位表示されるのとされないのとでは大きく差があることを知っておく必要があります。
まずGoogle検索で「地域 + 業種(美容)」などで検索するとMEOでの表示がされますが、このMEOを利用してお店を探す方は70%を超えているそうです。
逆にその下の方へ表示されているSEOでの上位表示された部分は約15%の方にしか見られていないという結果があるので、事業者やお店にとってMEOがかなり重要なものだということがわかると思います。
そのMEOの中にも順位があるわけですが、ユーザーはお店の比較をするため10位以内に表示されている場合は大きく差がないと言われています。
(10位以内の表示であれば約65%は見てもらえる)
しかしこの10位以内から漏れるだけでもかなりユーザーの目にとまる機会が少なくなるようなので、10位に入る事を前提としたキーワード選びと分析で結果が大きく変わると言えますね。
狙ったキーワードの検索ボリュームを把握する
狙うキーワードを決めるには、まずどれくらい検索需要があるのかを調べます。
- 「原宿 カフェ」=14800回
- 「原宿 カフェ 穴場」=390回
※数字は1ヶ月間の検索ボリューム
上のように「地域 + 業種 + α」という形で狙ったキーワードで、ユーザーがひと月にどれくらい検索されているかを調べます。
狙おうとしているキーワードがあまりにも少ないものであれば、上位に掲載できたとしても意味がありません。
狙いたいキーワード候補をあらかじめいくつか用意して、検索ボリュームができるだけ多いものを見つけます。
狙ったキーワードで表示されたライバルのお店の評価を分析
選定したキーワードで検索ボリュームをパスしたら、次は実際にそのキーワードで検索してみます。
その検索結果にMEOで表示されているお店がライバルになってくるわけですが、そのライバルとなるお店がどれくらい評価の高いお店なのかを見てく必要があります。
- お店のブログやサイトが持っている被リンク数や被リンクの質
- メンションしてもらえているブログ・サイトなのか
- お店のアクセス数はどれくらいなのか
- クチコミなどお店の評価はどうなのか
- MEOの運用がしっかりされているのか
Googleマイビジネスを運用していく上で、既に掲載されているお店よりしっかりとした運用が確立できそうなのであれば、参入する価値のあるキーワードな可能性が高いですね。
こういった部分をしっかり分析した上で、上位掲載できるのかどうかを判断する必要があります。
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上の記事へ上位表示対策について書いているので、自分の運用方法の参考として、またはすでに存在しているライバルのお店がどのくらいしっかり運用しているのかの比較として参考にしてもらえたらと思います。
まとめ:ライバルの評価とキーワードの検索需要が鍵
狙ったキーワードの需要と競合するお店(ライバル)との比較ができてから、初めてMEOを運用していくことが重要なのが伝わったでしょうか?
基本的にとりあえず始めるという形で始めても、結果には直結しないのは間違いないと思います!
大きくまとめると注意点は「ライバルの評価分析」と「勝負できる隠れたキーワードを見つける」というところの2つとしてこの記事にまとめました。
狙うキーワードには基本的にライバルがすでにいることが多いですが、隠れたキーワードはたくさん存在しているのでそれを見つけられるかが鍵になってきますね。
ライバルが多すぎるキーワードだったとしても、違う角度から隠れたキーワードを探して見つける事で、優位な場所で勝負できる可能性が広がります。
俗に「ずらし」ともいわれてますね。
「地名(エリア)+ 業種」といったこの部分だけでも違う角度のキーワードが隠れている場合もありますし、「地名(エリア)+ 業種」にもう一つキーワードを付ければライバルは少なくなります。
そのライバルの少ないキーワードに十分な検索回数があるのであれば、参入する価値が大きいものである可能性が高いです。
もちろん紹介している分析や対策が前提なので、はじめから上手くいくものではないかもしれませんが、コツコツやっていくことで結果も変わっていくと思います。
今回は以上です。
少しでもMEOを始めたいと思われている方の参考になっていれば思います!
MEOについてはその他にも記事を書いているので是非目を通してみてください。
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