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【G PRO X ヘッドセットのレビュー!】音質やイコライザー設定、マイク音についても(足音・定位感)

YUYA

今回は、APEXやCoDなどのFPSゲームに最適なヘッドセットとして多くの人に選ばれている、「Logicool G PRO X」についてレビューをさせていただきました。

PS4・PS5などのCS機で聴いた音とPCで聴いた場合の音の違いや、FPSゲームで重要な足音の聴こえや定位感ついても細かく聞いた内容を書いているので、新しくヘッドセットを伸長する方の参考になればと思っております。

紹介しているのはワイヤレスタイプではないG PRO Xなのでお間違いなく。

G PRO X 製品情報

Logicool G PRO X ゲーミングヘッドセット

製品情報

■定価価格:¥16,610 (税込)

  • サイズ:94×138×195mm(幅×奥行き×高さ)
  • 重量:320g
  • マイク
    集音特性:カーディオイド(単一指向性)
    周波数特性:100Hz-10kHz
    着脱式6mm大口径ノイズキャンセリングマイク
  • ヘッドフォン
    ドライバーユニット:ハイブリッドメッシュPRO-G 50mm
    感度:91.7db SPL @ 1mW & 1cm
    周波数特性:20Hz-20kHz
    インピーダンス:35Ω
  • 使用可能システム:PC、PS4、Nintendo Switch、Xbox One、各種VRデバイス

価格は定価16,000円ほどですが、Amazonのタイムセールでは10,364円となっていたり、プライムデーなどを利用すると1000円円引きクーポン付きで購入可能になっていたりとセール対象になることが良くあります。

価格はその都度変動しますが、高くても12,000円ほどで購入できる非常にコスパの良いヘッドセットです。

付属品等

①ヘッドセット本体
②パソコンケーブル(音量/ミュートコントロール付き)
③モバイルケーブル
④Yスプリッタ
⑤着脱式マイク
⑥外付けサウンドカード
⑦低反発合成皮革イヤーパッド
⑧低反発クロスイヤーパッド
⑨キャリングケース

低反発合成皮革イヤーパッドと低反発クロスイヤーパッドの2つのイヤーパッドが付いているため、それぞれの用途で使用できるのはありがたいポイントです。

音質に関して

「7.1チャネルのサラウンドサウンド」を搭載していることもあり、PCであれば付属のサウンドカードを使用することで音がクリアになり臨場感ある音質で楽しむことも可能です。

密閉感の強いイヤーパッドの音質に関してですが、全体的な特徴としては低音域が抑えられ、中音域から高音域にかけてがしっかりした聴き心地です。

ややドンシャリ感ある感じだと思います。

中高音域の解像度も高く、中高音域に足音がのっているFPSゲーム(APEXなど)にはかなり適したヘッドセットといえます。

実際にプレイしてみても定位感もよく足音も問題なく聴くことができました。

PS4やPS5といったCS機ではG PRO Xに付属しているUSB接続(サウンドカード)での接続と、3.5mmケーブルによるコントローラー直差しが可能なのでそれぞれの音質についてもまとめました。

コントローラー直差しの音質

あまりヘッドセットに詳しくない方はとりあえずヘッドセットとコントローラーを3.5mmケーブルでつなげてゲームをプレイされる方が多いかと思います。

この接続方法でもFPSゲームなどでの定位感も悪くなく、APEXでの足音の聴こえ具合もとくに悪く感じることはありません。

コントローラー直差しの音質は全体的にクリアで、低音域は少し抑えめ・中音域が強め・高音域はまずまずといった音質でした。

煩わしいことが苦手だという方はコントローラーでの接続でも全く問題はありませんが、更に音質や聴こえ方に工夫をしたい方は下に紹介したサウンドカードでの接続をおすすめします。

サウンドカード(USB接続)の音質

USB接続するとPCのソフトウェア(ロジクールGハブ)で設定したイコライザーの音質でゲームをプレイすることが可能なので、足音を強調した設定などで楽しむことも可能です。
(サラウンドは不可)

上の画像はPCで立ち上げたロジクールGハブでAPEX用に調整したイコライザー設定の画面です。

調整可能な帯域が少ないので精密な設定はできませんが、ここで設定した音質設定を「オンボードメモリ」に保存することでPS4やPS5でもこの設定を保持した状態でゲームをプレイすることが可能です。

残念ながらサラウンド機能はPC以外で適用することができないですが、FPSゲームなどでは必須な機能ではないので十分だと思います。

PCで実際に試してみましたが、むしろサラウンド機能なしのほうが聴きやすいです。

逆にモンスターハンターのような壮大なゲームやストーリー要素の高いゲームなどではサラウンド機能があったほうが楽しめると思います!

足音と定位感について

FPSゲームなどで重要な足音は十分しっかり聞くことができています。

定位感も問題なく感じ取ることができました。

APEXを例にしてお話しますが、APEXは低音域に環境音が乗っており足音は中高音行きにしっかり乗っているようです。

それを踏まえた上でPCのソフトウェア(ロジクールGハブ)でイコライザー設定を行えば、足音などはさらに聴きやすい音でゲームをプレイすることが可能でした。
イコライザー設定こちらにまとめています。

特にイコライザーの設定をしなくとも聴こえは良かったので、PS4やPS5でプレイされる方でそのままコントローラーに挿して使用しても問題はないように感じています。

もちろんサウンドカードでの接続のほうがおすすめではあります。

G PRO Xは2つのタイプのイヤーパッドが用意されているので、それぞれの音質の違いなどについても簡単ですが下へ紹介しました。

イヤーパッドの違い

G PRO Xには最初から本体へ付いている密閉タイプのレザーイヤーパッドと、密閉感が抑えられている布製のイヤーパッドが付属しています。

それぞれ装着して聴くと音質が少し異なるのが感じられました。

G PRO Xは低音がそこまで強くないヘッドセットですが、その中でも低音をしっかり聴きたいという方は密閉感があるレザーの方で聴くほうがおすすめです。

布製イヤーパッドは密閉感が少ない分低音域の強さが弱まり、密閉感の強いレザータイプよりも少し抜けのある音質になります。

実際に聴いてみるとわかりますが、低音域が薄くなったという印象なだけ、低音域が一切感じられないというわけではありません。

イメージとしては密閉感の強いレザータイプより音質が軽く感じると言った感じ。

かといってよくあるスカスカな音質ではなくしっかりしたクリアな音で聴くことができるので、開放型のヘッドセット音質があまり好きではない方でも意外と聴きやすく感じるかもしれません。

むしろAPEXをプレイする上では音質的にも布製のイヤーパッドでプレイするほうが足音などが聴き取りやすいと感じる方もいるのではないかと思います。

密閉型のイヤーパッドだと夏場などは蒸れたりするので、暑いシーズンだけでも布製の方を選ぶのもいいのではないでしょうか。

自分は複数ヘッドセットを持っているのもあり、G PRO Xでは布製のイヤーパッドに付け替えてプレイしています。

イコライザーの設定

イコライザーの設定はゲームによって異なるので一概に「コレ!」というのは難しいですが、FPSゲームに必要な足音などを重視する場合はそのゲームの足音がどの音域に乗っているかによって調整します。

先に紹介した画像を今一度載せますが、上の設定は個人的に密閉タイプのイヤーパッドでAPEXをプレイする時のものです。

APEXであれば上のように環境音が乗っている低音を下げ、足音が乗っている中音域と高音域を上げると聞きやすくなる印象でした。

これは密閉タイプのイヤーパッドと布製のイヤーパッドによっても設定が少し変わると思いますが、布製のイヤーパッドでプレイする時は上の設定より低音域をもう少し上げてプレイしています。

低音域をどれくらいに設定するかは好みでいいのかなと。

ただ上げすぎると環境音が大きくなるので注意してみてください。

あくまでAPEXでのサンプルですので参考までに!

マイクについて

ボイスチャットをよく使う方はマイク音質も気になると思いますが、G PRO Xのマイクは聞き取りやすく同じ価格帯の中でも優秀な部類です。

PCのソフトウェア(ロジクールGハブ)ではBLUE VO!CEという機能があり、マイクのエフェクトやサイドトーンなど細かい調整も可能です。

簡単に言えば、実際に喋った声をマイクからワンタッチで録音でき、その録音した自分の声を聴きながらイコライザーやエフェクトをかけて好みの音質に調整することができます。

ただこの機能はPCのみで、PS4などCS機では使えないのでご注意を。

G PRO Xの気になったところ

基本的に不満点が少ないヘッドセットだったので良いところが目立ちますが、その中でも個人的に気になった点を少し書いておきます。

一つはマイクがフリップアップミュート式でないところ。

フリップアップミュート式だとマイクを上に上げるだけでミュートになるため、ボタン側で操作してミュートにする必要があるのことから少しだけ煩わしさを感じる方もいらっしゃるかと思います。

ただ逆にマイクを取り外しできるという利点もあります。

なのでこの部分はこだわりがあるかないかによる部分ですね。

もう一つは少し側圧が強く感じる方がいるかも知れないなという点。

自分は眼鏡を使用してプレイすることも多いのですが、数時間プレイすると耳後ろの眼鏡が当たる部分が少し痛くなりました。

ちなみに頭は小さいタイプです。

これまで使っているヘッドセットでは痛みはあまり感じませんでしたが、G PRO Xでは少し痛みを感じたので少し側圧が強く感じる方もいるのではないかと思います。

ただこれもヘッドセット本体の両耳の部分を広げ、間になにか丁度いいものを挟んだりして癖をつけておけば直ってしまったことでもあるので、個人的にはそこまで大きな問題というわけではありません。

ちなみにつけ心地はめちゃいいのでそこは誤解しないでいただけたらと思います!

最後にもう一つ。

自分はGameDacやMixAmpなどを使うためとくに影響がないので気になりませんでしたが、ヘッドセット本体にボリュームコントロール類がありません。

使っているヘッドセットによっては本体で設定できるものもあるので、本体で設定していた方にとってはちょっと慣れないかもしれないですね。

悪い点とは思いませんが、参考までに知っておいてもらえたらと思います。

まとめ:G PRO X ヘッドセットのレビュー(足音・定位感良好!)

改めて記事に書いてみてもかなりいいヘッドセットだと思いました。

多くの方が使用しているのも納得できるコスパなので、非常に手に取りやすいヘッドセットです。

今回は音質面を中心に書いていたので、その他も含めて下にまとめてみます。

  • 足音の聴こえや定位感もよくFPSゲームに向いている
  • 低音は抑えめ・中高音がしっかりしているクリアな音質
  • イヤーパッドを2つ試せる
  • PS4やPS5などCS機でも自分で設定したイコライザーでゲームをプレイできる
    (PCが必要)
  • マイクも十分綺麗な音質

PCのソフトウェアでできることが多いためどちらかといえばPCユーザー向けのヘッドセットになるとは思いますが、CS機のユーザーにも全然おすすめできるヘッドセットです。

実際多くのPS4・PS5ユーザーも使用していますし、評価やレビューもたくさん見受けられました。

自分はタイムセールを利用して10,900円で購入できましたし、Amazonプライムデーでは9,900円で購入できる状態だったことも確認しています。

APEXをプレイしているPS4ユーザーの知り合いにもおすすめしましたが、購入してかなり満足しているようです。

これまで使用していた3000円程度のものから移行して「こんなに違うの?」と足音の聴こえにびっくりしていたので、自分が使用しているヘッドセットが安物である方はとくに違いが実感できると思います。

13,000円程度でFPSゲーム用としてヘッドセットを考えている方、CS機ユーザー・PCユーザー問わずおすすめできるものなので参考にしてみてください。

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YUYA

はじめましてYUYAと申します! FPSやTPSゲームをよくプレイしており、それ故にゲーム周辺機器や仕事に利用しているパソコン周辺機器などをいろいろ使って試したりするのが趣味です。APEXの最高ランクはマスター。 レビューや紹介などの依頼はTwitterのDM、もしくはメールまでお願いします。

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