インターネット ルーター

【MERCUSYS MR70X】レビュー/お手頃価格なIPv6 IPoE対応Wi-Fi6ルーター

MERCUSYS(マーキュシス)から日本初進出のAX1800 デュアルバンドWi-Fi 6ルーター「MR70X」が2022年11月10日に発売されます。

今回は「MR70X」を提供していただいたので、実際に使用した上で回線速度や安定性など細かくレビューさせていただきました。

もちろん忖度なく率直な感想でのレビュー内容です。

※ティーピーリンクジャパンは、日本市場におけるMERCUSYSブランドの商標を所有しています。

発売日:2022年11月10日(木)

「MERCUSYS MR70X」の大きなポイントは7000円台のお手頃価格なWi-Fi6ルーターというところでもあるので、できるだけコストを下げてWi-Fi6の高速ネット環境を構築したい方の参考になれば幸いです。

MERCUSYS MR70X 製品情報

MERCUSYS公式サイト
MR70X:製品ページ

Wi-Fi規格対応・802.11ax/ac/a/b/g/n
・Wi-Fi規格対応
Wi-Fiスピード最大1.8Gbps
・1201 Mbps(5GHz,11ax/ac/n/a)
・574 Mbps (2.4GHz,11ax/n/g/b)
ポート・1Gbps WANポート×1
・1Gbps LANポート×3
ワイヤレスセキュリティWPA-PSK / WPA2-PSK/ WPA3
IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)対応・v6プラス
・OCNバーチャルコネクト
・DS-Lite
サイズ208.8 × 171.6 × 41.7 mm
最大接続台数36台
推奨利用環境戸建て3階建
マンション4LDK
パッケージ内容• AX1800 Wi-Fi 6ルーター MR70X
• 電源アダプター
• かんたん設定ガイド
• RJ45 LANケーブル

MERCUSYS MR70Xの特徴

ビームフォーミング

「MR70X」はビームフォーミングと4本の外部アンテナにより家全体に信号が届けられる機能が備わっています。

ビームフォーミングは接続するデバイスを検出し、集中的に信号を送ることで安定した接続が可能になるので、「MR70X」は一般的なルーターよりもネット回線の安定性が期待できる製品です。

Wi-Fi6に対応

「MR70X」は7000円台と低価格設定ですが、しっかりWi-Fi6に対応しています。

Wi-Fi6について

  • Wi-Fi5と比べ、最大通信速度や情報処理スピードの性能が良くなり接続可能な最大数が増える。
  • 5GHz帯と2.4GHz帯の組み合わせ通信が可能になるので通信の安定性が向上する

Wi-Fi6になることで一度に複数端末へのデータ送信が可能になる上、データ通信の効率も飛躍的に向上します。

これによって接続する複数の端末のデータ通信の遅延も解消され、快適にコンテンツを利用することが可能です。

セキュリティ規格「WPA3」に対応

最新セキュリティ規格WPA3に対応しており、Wi-Fiの安全性が向上しています。

WPA3

個人向けネットワークのサイバーセキュリティを向上。

より安全なパスワードの暗号化と強化された保護によって、ブルートフォースアタックと呼ばれる総当たり攻撃から家庭のWi-Fiを守ってくれます。

 

【MERCUSYS MR70X】レビュー

外観

本体の大きさが208.8 × 171.6 × 41.7 mmとなっており、横幅が狭めなのでコンパクトです。

重量もかなり軽い設計になっています。

背面は上の画像のようになっており、1Gbps WANポート×1と1Gbps LANポート×3とRESETボタンのみで非常にシンプル。

RESETボタンについて

  • 1秒ほど押すとWPS待受が有効
  • 10秒以上長押しで工場出荷状態に戻る

LEDランプは正面に一つだけ備わっています。

LEDランプについて

  • オレンジ点灯・・・Wi-Fiが無効化されている状態
  • 緑点灯・・・ルーターが正常に動作している状態
  • 緑高速点滅・・・WPS接続の確立中の状態
  • 緑点滅・・・ファームウェアアップグレード中もしくはルーターのリセットor処理中のいずれかの状態

ネット回線の速さと安定性

ルーター選びで最も重視するポイントでもある「回線速度」「安定性」についてです。
戸建て2階建ての自宅で検証しました。

「MR70X」から最も近い距離最も遠い距離で、それぞれiPhoneを使用して計測した数値です。

※下のが「MR70X」設置場所。

【①最も近い計測位置】

【②最も遠い計測位置】

①最も近い距離計測した場合

 ※PC2台、スマホ4台、ゲーム機1台接続した状態です。

 【5GHzで測定】
【2.4GHzで測定】

①のルーターの目の前で測定した数値は上画像のようになっていました。

最も近い距離での計測なので安定して数値が出ていないと困りますが、5GHz帯では基本的に上のような350Mbps〜400Mbps台の数値で安定しています。

2GHz帯でも100Mbps付近で安定していたので、「MR70X」の近くでネットを使用する際は全く問題ない回線速度と安定性です。

複数のデバイスを接続した状態でも極端に回線速度が低下することなく快適に利用できます。

ちなみにスペック的に一つ上の5GHz:2402Mbpsのルーターで計測した際の回線速度とほぼ変わらないので、比較的ルーターから近い距離で端末を使用できる方にとってはかなりおすすめできるルーターです!

②最も遠い場所で計測した場合

 ※PC2台、スマホ4台、ゲーム機1台接続した状態です。

 【5GHzで測定】

【2.4GHzで測定】

②のルーターから最も離れた位置で計測した速度が上のようになっています。

戸建て2階の角と1階の角とあってか、目の前で計測したときと比べてかなり回線速度は落ちてしまいました。

5GHz帯の方は障害物なども相まってか、画像より低い一桁の数値だったり100Mbpsを超える高い数値だったりと、計測する度に異なる状態なので少々不安定に感じています。

自分はこの最も離れた場所で作業をしているため、5GHz帯の回線速度では少し物足りないというのが本音です。

逆に2.4Ghz帯の方では20〜40Mbpsで安定していたので、動画視聴程度の回線速度があれば良いなら2.4GHzを使用すると十分快適な環境ではあります。

しばらく使用してみても「回線が途切れる」ということはなかったので、安定性はそれなりに高いものだということは感じられました。

参考程度になりますが、PCで計測した場合は5GHz帯で安定して200Mbps付近の回線速度で保たれていたので、デバイスによる差もあることは知っておきましょう。

ネット回線が届く範囲について

MR70Xは、ワンルーム~4LDKでの利用に適したモデルとなっています。

今回3LDKの自宅で検証している内容ですが、ネット回線が途切れてしまったりすることはなかったのでネットが届く範囲という面では個人的に問題を感じていません。

ルーターから一番離れている場所でも、動画を見る程度であれば物足りなさはありませんでした。

ただ、この離れた距離ではAPEXなどのFPSゲームをプレイするには少々不安な回線速度なので、そういったゲームをする場合は有線もしくはできるだけルーターとの距離を近づけて行うほうが良いです。

ルーターを設置している場所から離れていても100Mbps以上を安定して確保したいという方はもう少しスペックの高いルーターが必要だと思うので参考にしてみてください。

参考までにですが、有線では650〜850Mbps出ています。

スマートコネクトについて

MR70XはWi-Fi6に対応しているため、5GHzと2.4GHzの両方が最新の規格にアップグレードされます。

MR70Xのスマートコネクトという機能で両バンドが1つのSSIDに統一されるため、使用するデバイスに最適なバンド(5GHzと2.4GHz)を選択してくれます。

スマートコネクトはアプリでON/OFFが可能になっているので、2.4GHz帯・5GHz帯それぞれ任意でつなげたいバンドを選ぶことも可能です。

ポイント

  • 5GHz帯:安定した高速通信が行えるが、障害物に弱い
  • 2.4GHz帯:電子レンジなどの電波干渉を受けやすいが障害物に強い

私は基本的に5GHz帯で使用したいのでスマートコネクトをOFFにして5GHz帯を選んで使用しますが、ルーターから離れている場所で使用することを考慮する場合はスマートコネクトをONにして使用する方が快適な環境になるはずです。

ルーターから近く、障害物などがない場合は基本的に5GHzでも問題はありません。

設定について

基本的にWi-Fiを接続するまでの工程は簡単です。

  • アダプタを本体へ接続
  • モデムからWANポートへケーブルをつなぐ
  • スマホなどのWi-Fi設定で「MERCUSYS_ 〜」を選び、記載されているパスワードを入力して接続する

基本的にはこの方法で接続自体は可能です。

アプリを使用する場合

アプリを使用するとデバイス管理やスマートコネクトなどの設定も行えます。
※アプリを使用するにはあらかじめフリーメール等でアカウントの登録が必要です。

MERCUSYS

MERCUSYS

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スマートコネクトのON/OFFを始め、5GHz帯と2.4GHz帯の切り替えや、現在接続されているデバイスやブロックしたいデバイスの管理など様々な設定が可能です。

アプリを使用してのWi-Fi接続に関しては取扱説明書にも詳しく書かれているので、ここでは省略させていただきます。

MR70Xでの気になった点

  • スマホアプリを使用するためには登録が必要
  • ルーター本体を縦置きできない
  • 最も遠い自分の作業場所では5GHz帯が不安定だった
    ※2GHzでは数値も安定してつながります。

本体自体はコンパクトではありますが、縦置きで使用したい方にとっては少し気になるポイントかも知れません。

スマホアプリを使用する場合には登録が必須で、工程としては簡単ですぐに終わることではありますが少し面倒に思う方もいらっしゃるでしょう。

回線に関してですが、極端に回線が遅すぎる・途切れたり繋がらないといったことはないのでコストを考えても十分頑張っている製品だと思っています。

この気になった点に上げているものついてもは参考材料として見てください。

まとめ【MERCUSYS MR70X】レビュー

以上が「MERCUSYS MR70X」のレビューとなります!

改めて総評すると、7000円台のルーターとしてはかなりスペックが高くコスパに優れている製品でした。

個人的には4LDKといった広さになるとネット回線速度に物足りなさを感じるのではないかと思っていますが、3LDK程度の広さまでであればこの「MR70X」では十分満足できる環境が構築できるのではないかと感じています。

ワンルームクラスであれば不満な点も出てこないのではないでしょうか。

今回も提供していただいた製品ではありますが、しっかりガチレビューさせていただいたので参考になれば幸いです!

MERCUSYS公式サイト
MR70X:製品ページ

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