iOS13のアップデートで追加されているiPhoneの「ダークモード」の効果やメリットを5つほど紹介しています。
アップデート自体はかなり前の話ですけどね!
そもそもダークモードとは何か知らないという方もいらっしゃるみたいふぁし。
いまいちピンときていない方にもこの記事で役立てていただけたらと思います。
主に「バッテリーの持ちが悪い」、「目が疲れやすい」という方はダークモード推薦です。
目次
iPhoneのダークモードとは?効果とメリット5つ紹介
ダークモードとは?
効果やメリットの前に、このダークモードとは何かを説明しておきます!
ダークモードはこのiOS13のアップデートの中でも最も注目の機能になっています。
「設定」や「コントロールセンター」からオン・オフを切り替えることが可能です。
さて、ダークモードとはなにか?というと、iPhoneの基本配色が黒色になるということです。
例えばツイッターを見てみると、
【ダークモード/オフ】
【ダークモード/オン】
このように表示の色が変化しています。
この機能はiOS12の時点でもすでに実装されていたので使われている方もいたと思いますが、iOS13からもっと明確にアピールされている機能になっています。
この色を黒色にする事によって期待できる効果や、メリット・デメリットがあるんです。
デメリット2つ
ダークモードによるデメリットが存在しています。
1. 文字が読みにくくなる可能性
基本的に「白背景に黒文字」であろうが、「黒背景に白文字」であろうがコントラストが対象的であれば読み安さは変わらないといえます。
ただ、一般的に白い背景に黒い文字という組み合わせのほうが多く、それに慣れているため黒背景のときの文字が読みにくく感じる可能性があるようです。
実際にダークモードにして見ても自分はほとんど感じることは無いのですが、もしかしたらそういう場合があるかもしれません。
2. スマホ利用時間が長くなる可能性
白い背景に黒い文字のほうが正確さが高く読み速度が早いという実験結果があります。
白背景だと明るさが強いため瞳孔が小さくなり、視力が上がるためそういう結果になるのでは?と言われています。
そういう部分で黒背景では文字が読みにくい→集中力が必要なため労力も必要ということからスマホを使う時間が長くなる可能性があるとも言えます。
動画などは黒背景のほうが見やすく感じるので、一概にも白背景のほうが見やすいというのも少し納得しにくい気がしますけどね。
メリット5つ紹介
メリットはかなり大きいです。
1. 省電力効果が高い
ダークモードにすることで得られるメリットの一番はやっぱり省電力からくる「節電効果」が期待できるところです。
この省電力はディスプレイにより差が出ます。
「有機ILEだと省電力効果が期待できる」ということですので、下の機種の方が該当しています。
▶iPhoneX、iPhoneXS、iPhoneXS MAX、iPhone11Pro、iPhone11Pro MAX
こちらはロボットアームでのYoutube視聴や、メッセージ、Googoleマップ等の操作で比較されている動画です。
人の手ではなくロボットアームなのでより正確な差がはっきり見てとれます。
この表でわかることを下にまとめました。
2時間経過時点 | ダークモード/88% |
ライトモード/83% | |
4時間経過時点 | ダークモード/43% |
ライトモード/20% | |
7時間経過時点 | ダークモード/30% |
ライトモード/0% |
かなりでかい差じゃないですか?
これだけでもiPhoneをダークモードにしておく理由になると思います。
この省電力という部分は有機ELであることが前提です。お間違いなく。
なぜ差が出るのかはそれぞれの液晶の発光の仕方に違いがあります。
下の記事で簡単に説明したものを書いたので興味があれば参考にしてみてください。
▶有機ELとそうではない液晶画面の違い
2. 眩しさが軽減
ライトモード(ダークモードオフ)とダークモードでは画面の眩しさに違いがあります。
寝る前にスマホを触ったりする人は多いと思いますが、ライトモードだと暗い部屋だと眩しさがより強く感じられるため、不快感になるということが言われています。
その眩しさがダークモードだとかなり軽減されるため、真っ暗な部屋でも見やすく目に優しい状態で見ることが出来ます。
そもそも真っ暗な状態でスマホを見るのはあまり良いこととは言えないと思いますが、寝る前に触らない人のほうが多いと思いますし、これだけでもダークモードにしておくメリットになります。
ダークモードにすることで読み能力が低下する可能性があるということをデメリットで書いているので矛盾している気もしますが。。
3. 集中力が高まる
ダークモードは集中力を高めると言われていますが、実際根拠は曖昧な模様。
実際どちらかと言えば白背景のほうが黒背景より高いパフォーマンスを発揮することが出来るということも言われています。
ただTwitterではライトモードのユーザーよりダークモードのユーザーのほうがアプリ利用時間が長いという結果もあるため、不快感なく利用できるからそういった結果になるのではないかとも言われています。
トータル的に見て黒背景のほうが不快感なく閲覧しやすいということが言えるのかもしれません。
4. ブルーライトを減らしてくれる
ライトモードよりダークモードのほうが明らかにブルーライトのレベルが少ないため、ダークモードのほうが睡眠の妨害影響が軽減されることが期待できます。
ナイトモードも同じくブルーライトの低下が期待できるためおすすめですね。
5. スタイリッシュ
単純に「黒のほうがなんかかっこいいじゃない」という理由もあります。
たしかに自分も当初はその感覚でダークモードを選択していました。
このスタイリッシュなかっこよさという部分を基準にダークモードにしている人も少なくないと思います。
これはメリットと言えるかは不明ですが、ここに魅力があるのは確か。
Spotifyなど背景を黒にしているアプリが増えているのもここに理由があるようです。
ダークモードのやり方
最後にダークモードのオン・オフのやり方を簡単に書いておきます。
設定からも可能ですが、今回は寄り簡単な「コントロールセンター」からのやり方を記載しています。
コントロールセンターからは画面の明るさ調整部分を長押しすると、ダークモードのオンオフの切り替えが可能です。
以上です。
iPhoneのダークモードの効果やメリットについてでした。
デメリットもありますが、さほど気になるほどの部分ではないと個人的には考えています。
iOS13のアップデートでiPhoneが更に使いやすくなっていますが、iPhoneを使用している人の中には「とりあえずアプデ来てるからやっとこ」という感じで特にアップデートの中身を気にしていないユーザーも結構います。
これ結構もったいない。
アプデではその他にも一つのデバイスにAirPodsが2組接続出来るようになっていたり、コントロールセンターからWi-Fiを選択できるようになっていたり、色々新しい機能が増えています。
今後も役に立ちそうなアップデート内容があれば、また記事にアップしていきます。