今回は予約販売が開始される「Neakasa PowerScrub II」という電動クリーナーをレビューさせていただきました。
実際に使用した感想・機能性など、この「PowerScrub II」でできることについてまとめているので是非参考にしていただけたらと思います。
もちろんこれまでレビューしている製品同様、しっかり自分の感想でまとめさせていただきました。
※MadSpace Japan様より提供いただいた製品です。
特徴
- ゴミ吸引と水拭きが同時に可能
- 自動洗浄機能搭載で手が汚れにくい
- 食べこぼしなども気にせず吸い取れる
- ごみ捨てが簡単
PowerScrub II / 製品情報
価格:¥52,780円
デジタルディスプレイについて
本体にはディスプレイが付いており、本体の状況がひと目で把握できるようになっています。
電池残量や現在のモード、エラーが起きていればそういった情報も表示されるので気づきやすいです。
使用方法
- 本体の充電
- 浄水タンクに水を入れる
- 掃除を行う
- セルフクリーニング
- 汚水タンクを掃除する
電源ON/OFFスイッチとモードの切替えは持ち手の上部に配置されており、持ち手の裏側にはスプレーボタンが備わっています。
掃除自体の一連の流れに難しい操作などはないので、一通り取扱説明書にある流れの通り掃除を行えば、その後は取り扱い説明書を見ることなく掃除が可能でした。
PowerScrub II/レビュー
使用感
まず率直に使用した感想を書いておきます。
- 掃除機かけとモップ掛け同時にできるので楽
- ホコリやゴミなどはしっかり吸引される
- ボタン一つで自動洗浄されるので手が汚れない
- 細かい部分の掃除機がけには向かない
- 少し重量を感じる
- 掃除機の音は一般的な大きさ
PowerScrub IIが到着してまず組み立てが必要でしたが、自分は取扱説明書を読むまでもなく初見でも10分かからず簡単に掃除が開始できる状態にできました。
それくらい組み立ては簡単です。
製品自体はコードレスなので煩わしさはありませんが、4.7Kgと一般的なスティックタイプの掃除機よりは少々重さを感じると思います。
※上の画像は最大に傾けた際の角度です。
この点はバッテリー、自動洗浄機能などが備わっていることもあるため仕方ない点ですが、細かい部分をしっかり掃除するというタイプの掃除機ではないので割り切って使うものだなと感じました。
ただ、床をきれいにするという部分ではしっかり機能しますし、何より掃除機掛けとモップ掛けが同時に済んでしまうのがとにかく楽です。
一般的に水拭きする際は雑巾を絞るなどかなり手間がかかりますが、掃除機をかける工程と同時に済んでしまうため時短にもなります。
その後の自動洗浄機能も優秀で、ボタンを押すだけで自動洗浄が開始され基本的に手を汚すことがないです。
掃除機の音は一般的な大きさで、静音性の高い製品ではありません。
ゴミの吸引力やモップ掛け
「PowerScrub II」の吸引力は、MAXモード時が18000paでエコモード時が9000paとなっており、吸引仕事率は115Wです。
吸引力は吸引仕事率を参考にして選ばれる方は参考になるかと思います。
乾いたゴミやホコリはもちろん少し湿っているゴミ・液体の吸引もしっかりされていました。
それに加えてモップ掛けも行われるため、一度の掃除で床がしっかりきれいになります。
水分など多めにこぼした状態にして掃除をして掃除機をかけてみましたが、水滴がなくなるのに時間がかかることなくモップ掛けができ、床に水垢もほとんど残りません。
掃除機のゴミを吸い込むという面はしっかり十分な仕事をしてくれていましたし、汚れた床を拭き取るモップ掛けも手を汚さずできてしまうのはかなり手間が減って嬉しいポイントです。
自動洗浄機能が優秀
(自動洗浄中のPowerScrub II)
PowerScrub II本体を充電ステーションに設置し、本体に備わっているクリーニングボタン押すと自動洗浄が開始されます。
浄水をローラーブラシにスプレーし、ローラーブラシとパイプラインを自動で洗浄してくれるのでこちら側がなにかする必要はありません。
ステーションに出た汚れた水は最終的に汚水タンクの方へ勝手に吸引してくれます。
掃除後には毎回行っていますが、手を汚すことなくブラシローラーをきれいにしてくれるありがたい機能です。
※自動洗浄中は掃除機をかけている程度の音が鳴ります。
手入れが簡単
汚水タンク
掃除機掛けや自動洗浄によってゴミ類が汚水タンクに貯まりますが、そこに溜まったゴミの手入れも簡単です。
上の画像のように汚水タンクからHEPAフィルターや「ろ過装置」を簡単に取り出すことができるので、そこに溜まったゴミを捨てて汚水を流せば終わるのでそんなに手間がかかることではありませんでした。
カビや臭い等を防ぐ為、洗ったあとは乾燥させておいたほうが良いです。
ローラーブラシ
ローラーブラシも取り外しができるので、気になったときは付属しているクリーニングブラシなどを試用して自分でローラーブラシやカバー側を掃除することもできます。
ちなみにステーションの両サイドには乾燥トレイが付いており、HEPAフィルターやローラーブラシなどを乾燥させることもできます。
※画像はステーションへ置けるだけおいてみました。
まとめ
PowerScrub IIという電動クリーナーをレビューさせていただきました。
PowerScrub IIは普通に掃除機をかける感覚でゴミの吸引と水吹きが行えるので、かなり時短が効く製品です。
普段から水拭きをよくされる方にとってはお掃除が楽になる一石二鳥なアイテムになると思います。
もちろん吸引力や水拭き性能も申し分なしで、しっかり床をきれいにしてくれました。
うっかりこぼしてしまった食べ物や飲み物も気にせず掃除してOKです。
その上自動洗浄が備わっていますし、溜まったゴミの取り出しや汚れた水の取り替えも簡単にできる作りになっているので、手間がかなり抑えることができる製品。
逆に気になった点は、重さと細かい部分の掃除にはあまり向いていない点。
重くて掃除機をうまく操作できないような取り回しが悪いというわけではありませんが、テーブルやベッドなどの下を掃除したいという場面では難しい本体の作りになっています。
こういった点もありますが、床をしっかり掃除できる製品には間違いないので、自動洗浄付きの電動クリーナーというものを是非チェックしてみてください。