PS5の発売にあたって個人的に一番気になっていた「IPv6」への対応についてようやく結論が出ました。
自分はまだPS5を手に入れられていませんが、実際に手元に届いた方々の情報からするとどうやらしっかり対応していたみたいです。
とりあえず一安心できました。
このIPv6についてあまり良く知らない方もいるようなので、合わせて簡単に紹介しておくので「IPv4」どういった違いがあるのかなど参考にしてみてもらえたらと思います。
PS5がIPv6に対応していたからネット回線が良くなるという話
かなり簡単に説明しているのでご了承ください。
IPv4/IPv6って何?
IPv4とIPv6はそれぞれインターネットに接続されるコンピューター同士の通信方法の規約です。
IPv4では約43億のIPアドレスと言う番号があり、その43億のコンピューターがインターネットに接続できますが、インターネットも現在かなり普及してきていることもあって43億じゃ足りないレベルまでになってきました。
そのためたくさんの人が同時に繋ぐことにより混雑する状況が起こるため、「ネット回線が遅い」という現象になります。
動画などを観る程度なら問題ないかもしれませんが、オンラインゲームなどでは勝敗に影響したりするためこの部分を気にされる方も多いです。
43億のIPアドレスでも足りなくなってしまってきた状況から新しくIPv6という規約が出てきたんですね。
このIPv6ではIPv4では43億だったIPアドレスの総数が約340澗個という数になるので、足りなくなるということがなくなりました。
※単位⇨(一 十 百 千 万 億 兆 京 垓 穣 溝 澗 正 載 〜)
IPv4からIPv6になると変わること
先に書いたように、IPアドレスが43億から約340澗個になる分、ネット回線速度が快適になり安定します。
実際に自分はどちらも利用しましたが、特に違うと実感するのはネットを利用する人が集中する夜7時頃から12時頃までの間。
上の数値はIPv4での午後1時頃。
昼間は900Mps(下り)といった数値が出ていても、夜になるとこれが10Mbpsといったオンラインゲームができないレベルの数値になります。
ひどいときは一桁Mbpsでゲーム自体が開けません。
IPv6ではほとんど大きな差がなく、どの時間で計測しても500Mbpsくらいの回線速度は確保できていました。
混雑する時間帯でもほとんど影響がないので、IPv6に移行したほうが良いのは明確です。
IPv6の注意点
現在の自分の通信方法はIPv4です。
理由はPS4でのゲームが満足にできないからでした。
IPv4 over IPv6というIPv6環境で通信を行いながらIPv4アドレスでの通信もできる通信であればPS4でもゲーム自体は可能ですが、ゲームタイトルによっては頻繁なパケットロス(FPSで言うと自分や敵が瞬間移動してしまうようなカクつき)や、ラグが起こってしまいます。
自分はこの通信ではゲームできる状態ではなかったため断念してIPv4に戻しています。
もしPS4でオンラインゲームをやるのであれば、IPv4 over IPv6でもおすすめはできないですね。
住んでいる地域によってはIPv4 over IPv6でも快適プレイができる人がいるので、一度プロバイダに連絡するなどしてどちらが良いか試してみるのもいいと思います!
自分は無料で切り替えが可能でしたが、プロバイダによっては追加料金などかかる場合があるので自分が利用しているサービスで調べてみてください。
PS5でのIPv6について
PS5はIPv6に対応してるっぽい pic.twitter.com/OCqehVWfHN
— りんご (@Ringo_Online2) November 12, 2020
PS5 IPv6あるね
よかった pic.twitter.com/Q67eUxPUEg— べるべる@74.8 (@suzu_0319) November 12, 2020
上の方々ツイートから参照しての結論ではありますが、IPv6には対応しているようです。
これでようやくPS5入手次第IPv6に移行していいのかなと思います。
ゲームタイトルによってはIPv6でのプレイが安定しない可能性もあるみたいな話もあるので確実ではないものの、とりあえず一安心できました。
PS5がIPv6に対応していたからネット回線が良くなるという話まとめ
改めて結論をまとめると、PS5ではIPv6での通信でプレイできるようなのでこれまでの混雑によるネット回線の遅い問題は解決に向かいそうです。
自分がIPv4なのかIPv6なのかを調べるには、利用しているプロバイダの公式ページなどを参考にするとわかるかと思います。
IPv6でオンラインゲームをプレイするには対応しているルーターなども準備いしなければならない可能性もあるので、まずは自分の家にあるルーターの確認をするのもお忘れなく!