ApexやCoD:WARZONEなどのバトロワゲームではよく「PS4やPS5よりPCのほうが有利」と言われますが、実際メリットデメリットなどの詳しい部分はわからないという方もいらっしゃるようなので、今回どちらもプレイしている私がそれぞれについてまとめてみました。
ここではApexやWARZONEをあげましたが、もちろんフォートナイトなどの人気ゲームにも当てはまることですので参考にしてみてください。
あらかじめ伝えておきますが、ゲーミングPCだと勝てるようになるとかそういった内容ではありません。
あくまでこういったメリット、デメリットがあるというお話ですのでよろしくおねがいします。
それと自分はマウスでプレイしていないので、コントローラー(パッド)での内容が中心です。
【Apex/WARZONE】PCとPS4/PS5の違いやメリット・デメリットについて
おそらくこの記事を読まれている方はCS機ユーザーが多いと思いますので、今後「PS4からPCへ移行してみようかな」と思っている方は特に参考にしやすいのかなと思っています。
実際にプレイした感想についてもまとめたので参考に
今回はApex LegendsやCoDなどのFPSゲームで、PS4でのプレイからゲーミングPCでのプレイでどのように変わったか、また実際に上 ... 続きを見る
PS4からPCに変わることでApexやCoDは上手くなるかについて。
PC機とCS機の違い
とくに大きな違いはフレームレート、グラフィックの2つです。
これはApexだろうがWARZONEだろうが一緒で、対人戦での勝敗にも少なからず影響する可能性があります。
どちらもPS4と比べるとPCのほうが快適にプレイできるのは間違いありませんが、それぞれの細かい説明などは下にまとめました!
フレームレートとリフレッシュレートについて
まずはCS機とPCの大きな違いの一つであるフレームレートとリフレッシュレートについて把握しておきましょう。
フレームレートとは
動画は基本的に静止画の集まりで、静止画を連続で見せることで動いているように見えます。
たとえば1秒間に20枚見ることができるものと、1秒間に60枚見ることができるものと比べた時、後者のほうが枚数が多い分なめらかに感じられるとおもいます。
この滑らかさを示すものがフレームレートであり、fps(コマ/秒)で示されています。
この数値が高ければ高いほどなめらかな状態でプレイが可能です。
リフレッシュレートとは
リフレッシュレートはディスプレイ(モニター)の性能のことを指しており、1秒間に表示できる回数をHzで表しています。
少しややこしいですが、フレームレートが120fpsまで出すことができるCS機やPCを使用していても、モニター側が60Hzまでしか対応していないモデルであれば最大60fpsでしかプレイできないということです。
なので、ゲーム機側とモニター側の数値はそれぞれ同等程度またはモニター側が高いのものを使わないと性能を発揮しきれません。
簡単にまとめるとフレームレート(fps)が1秒間に切り替わる数値で、リフレッシュレート(Hz)が1秒間にフレームの切り替えを処理できる数値ということです。
これらを知っておくと、CS機とPCの差がよりわかりやすくなると思います。
フレームレートが高いとどうなる?
フレームレートが高いと滑らかな動きでプレイすることができます。
その分、敵や車など物の視認がしやすくなったりするのでエイムが合わせやすく感じます。
とくにとっさに照準を合わせたいときなどは、フレームレートが高いと実感しやすいです。
直接的な勝敗に影響するとは言えないですが、フレームレートが低めな環境では見つけられなかった敵を見つけられる可能性は上がると思います。
ちなみにApexではPS4もPS5も60fpsでのプレイが上限です。
PS5は120Hz対応ではありますが、Apexのゲーム側が対応していないので60Hzとなっています。
逆にPCは性能によって200を越えるfps値で遊ぶことも可能なので、大きな違いの一つです。
グラフィックの違いについて
PS4やPS5ではグラフィックの細かい調整はできませんが、PCでは細かい設定が可能なので好みの調整をすることができます。
グラフィックだけで言うと、高い設定にするとPCとPS4では明らかに違うレベルで綺麗です。
ですが、PCでバトロワなどのゲームをしている方はフレームレートを重視している方が多いため、ほとんどのプレイヤーがー低めの画質で設定しています。
勝敗に直結するのはどちらかといえばフレームレートなので、ガチでやってらっしゃる方は画質を下げてでもフレームレートを求めるんですね。
ちなみにグラフィックの設定を低めの設定にしている場合でも、PS4などの画質とは大きく変わらないレベルなのですごく悪いわけではありません。
(設定にもよりますが。)
もちろん高設定でプレイしたい方もいらっしゃると思います。
その場合はフレームレートを犠牲にする、もしくはPCにお金をかけて性能を上げることで解決する形です。
PS4は最大でも60Hzまでしか対応していない。
先にフレームレートについて書きましたが、PS4のフレームレートやリフレッシュレートについても書いておきます。
PS4は最大60fpsでプレイすることが可能ですが、最大で60fpsということなのでWARZONEで言えばもっと低いfps値でプレイしている場合ががほとんどです。
PCでは性能が良ければ平気で60fps以上のフレームレートでプレイができます。
ApexやWARZONEなどのバトロワでも、性能の良いPCを使用している人は120〜240fpsといった高いフレームレートでプレイしている方は多いです。
次世代機であるPS5は120fpsでのプレイにも対応しているため、数値的にはPS4より単純に2倍滑らかな表示ができるようになりましたが、それでも最大値で言うとPCには劣りますね。
なのでCS機とPCでは環境の差は大きいので、有利不利は起こってしまいます。
体感でわかるPS4とPCの違い
FPSやTPSゲームでの例えになりますが、それなりにスペックがあるPCでプレイするとPS4とPCの動きの滑らかさと綺麗さの違いがすぐに感じられます。
実際プレイしてみて感じたのは、フレームレートの高さによって滑らかさが増すため、敵の視認もしやすくなり追いエイムも良く当たるようになった印象です。
PS4からPCに移行した人でエイムが良くなったという方の声はけっこう耳にしますが、おそらく敵の視認のしやすさが影響しているのだと思います。
個人的に一番はっきり感じたのはいきなり敵がいた場合のエイム合わせです。
PS4からPCになったことで、こういったシチュエーションでのエイムは合わせやすくなりました。(勝てるとは言ってない)
状況によってはフレームレートの高さにより表示される枚数分敵の視認がPS4などより速いはずなので、同じシチュエーションで比べるとフレームレートが高いほうがコンマ何秒でも先に気づくことができるようになっているはずです。
かなり小さな違いかもしれませんが、勝ち負けに影響するので結果的に大きな違いになる場面も少なからずあると思います。
足音や定位など音質に違いはある?
CS機とPCでの音質についてですが、実際はそこまで大きく変わりません。
例えばFPSゲームなどで気になる足音に関してですが、CS機とPCで聞こえる大きさが違うということはないですね。
PCだからといって足音や定位などがはっきりするというわけではないので、ここでの有利不利は発生しないと言えます。
PCのほうが音の種類が豊富な分きれいな音であるとは言えますが、「ゲームの勝敗に大きく影響する」ということはないです。
違いがあるとすれば、ヘッドセットなどによってはサラウンド機能を使える・使えないという部分があります。
よくあるのがヘッドセットのサラウンド機能を使うためにはPC専用のソフトウェアを使用しないと使えないというもの。
自分のヘッドセットもそうですが、PS4やPS5ではソフトウェアを使用できないので本来のヘッドセットのサラウンド機能はWindowsPCでしか楽しめませんでした。
PCではこkのサラウンド機能でゲームをプレイするができるため、より臨場感ある音で楽しむことができるようになります。
FPSゲームでサラウンド機能が必要かといえばそうではないですが、定位感を明確にするという面ではプラスに働くかもしれません。
逆に足音がぼやけて聞こえるので私はサラウンド機能を使用してFPSやTPSゲームはやっていないです。
PCでゲームをするメリット/デメリット
メリット
- 高解像度、高フレームレートで遊ぶことができる
- PCの性能とモニターによってはどこまでも伸ばせる
- コントローラー(PS4/Xbox/その他)、マウスなどで好きなものが使える
- コントローラーの入力遅延が少ない
- ゲームソフトが安く買える
- オンライン料金がかからない
- PS4では接続方式が「IPv4」だがPCは快適な「IPv6」でプレイできる
(回線の接続方式)
ざっと並べてもこれだけあります。
PS4と比べると性能面では圧倒的にPCのほうが有利ですね。
スペック次第では次世代機よりも高性能で遊ぶことができるので、選択肢としてはゲーミングPCも考えていいと思います。
デメリット
PCでのデメリットはやはりお金がかかってしまうところ。
正直これにつきるのではないかと思います。
今買うのであればスペックにもよりますが、目安として10万円くらいから販売されているPCになると思います。
それに合わせてモニターも購入と考えると最低でも15万円近くかかってしまうのではないですかね。
あとは最初の設定面に少しややこしい部分がありましたが、初めての自分でも調べながらやればすぐにできたのでさほど難しくはなかったです。
それともう一つは「クロスプレイ」しかできないというところ。
クロスプレイしかできないため、チーターに出くわす確率がぐんと上がります。
Apexではコントローラーのエイムアシストがクロスプレイ時は少し弱いので、パッド勢にとってはクロスプレイ自体がすこし好まれていないかもしれません。
PS4やPS5のクロスプレイONの時とOFFのときではけっこう差を感じると思います。
お金がかかってしまうと書きましたが、オンライン料金がかからなかったりゲームソフト代が安かったりするので、性能面を考慮して長い目でみると意外とコスパが良いように自分は捉えられました。
そのため自分はゲーミングPCを購入するのもあまりためらいはなかったです。
(PS5がなかなか手に入らないという理由もあります。)
PS5などの次世代機も性能的には十分かもしれませんが、もう少しお金を出してPS5より性能の良いPCでゲームを初めて見るのも悪くないのではないかと思います。
自分が購入したPCについて
自分はPCゲームが初めてだったこともあり、自作ではなくドスパラさんにて販売されていたGALLERIAのデスクトップPCを選びました。
自分が購入したのは「GALLERIA RM5C-R36T」というPCで、税込送料込で14万円程です。(カスタムあり)
今公式サイトを見るとすでに販売は終わっていましたが、スペックと値段を見ても安く購入できたのかなと思っております。
その都度お買い得なPCがあるみたいなので、興味がある方はドスパラさんのサイトも是非チェックしてみてください。
10万円以下でも120fps以上でプレイできるPCもあります。
ちなみに自分が購入したPCでは、ApexではフルHDで200fpsくらい出てました。
WARZONEでも140fpsぐらいでプレイできているので十分なのかなと感じています。
設定次第でさらに上も狙えるようなスペックです。
個人的には購入して良かったとは思っていますが、まだPCに関してあまり詳しくないため「コレが良い」と言うおすすめはやめておきます!
まとめ:【Apex/WARZONE】PCとPS4/PS5の違いやメリット/デメリット
以上がPS4やPS5/Xboxなどと、ゲーミングPCとの性能の違いです。
今回の記事でPCとCS機ではどのような部分で有利なのか、不利なのかが伝わったかなと思います。
PCのほうが有利であるのは高いお金がかかるのもあり当然ではありますね。
それもお金をかければかけるだけ良い環境でプレイできるので、本当にガチな方でないとなかなかそこまではしないです。
先にも伝えましたが、ゲーミングPCに変えたからと言ってめちゃくちゃ戦績に影響するわけではありません。
こちらでももう少し細かく書いています。
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こういったゲームは結局自分の経験や立ち回り、撃ち合いのスキルが物を言うので、“有利に戦える”という付加価値という認識でいてもらえたらと思います。
実際にPS4でたくさんキルをしていたり何度も優勝してる実況者の方などもいらっしゃいますから、根本的にはたくさんプレイしてたくさん努力している方々はそれ相当のスキルが身についているわけです。
なので、本気で対人戦のゲームで強くなりたい方や、同じ土俵で戦いたいという方でない限りは、PS4やPS5などで十分だと思います。
自分もどちらかといえばエンジョイ勢です。
自分はこういったデバイスを集めたり使ってみることが趣味なところがあるので、今後もなにか新しいもの使ってみたり見つけた場合はどんどん紹介していけたらと思います!