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【JBL QUANTUM50/レビュー】音質・マイク音・足音/定位の聞こえなどまとめ

YUYA

世界最大級の音響メーカーJBLからリリースされているゲーミングイヤホン「QUANTUM50」のレビュー記事です!

以前にQUANTUM800もレビューしていますが、今回のQUANTUM50は非常にコスパのいいゲーミングイヤホンとしても話題になっている製品なので、音質はもちろんマイク音やAPEXやCoDなどFPSゲームでの足音の聞こえなどについても検証して紹介していきます!

基本的にMixAmpやGameDacなどのオーディオシステム変換器なしでのレビューとしてまとめているので参考にしてみてください。

はじめにこの「JBL QUANTUM50」の特徴を紹介しておきます!

  • とにかくコスパがやばい⇨¥2,880円
  • 多機能
  • マイク付きでON/OFF切替可能
  • 装着感◎(ズレないし落ちない)
  • 遮音性も良い

といった感じでゲーミングイヤホンとして使用するにはありがたい機能もついています。
逆に気になった部分もありますので、下記の目次から気になる項目ごとにチェックして見てください。

【JBL QUANTUM50/レビュー】音質・マイク音・足音の聞こえなど

製品仕様について

製品仕様

  • 感度(dB):97
  • 再生周波数帯域:20Hz - 20kHz
  • インピーダンス(Ω):16
  • 最大許容入力:5mW

装着感

装着感の前に気になったのは見た目の大きさです。

単体で見るとけっこう大きいですね。
つけた見た目が大丈夫かなと心配でしたが、画像程度に耳に収まります。

自分はそもそも耳が髪で隠れているので気にしませんが、外でも使いたい方にとっては少し主張が強いと思われるかもしれません。
個人的には装着した際のJBLというロゴがけっこう好きなんですけどね!

装着感はかなり良いです。
フィットしている感覚がしっかり感じられます。

イヤーピースがシリコンタイプで、サイズもS/M/Lが付属しているのも親切ですね。

注目なのが、このQUANTUM50が大きいサイズな理由でもあるJBLの特許取得済みの機能「ツイストロック」
ツイストロック機能が搭載されていることにより、自分の耳の最適な位置にイヤホンを調整できます。

スポーツイヤホンなどにも使用される機能なのでほんとに外れないです。すごい。

耳に入れてひねることでしっかり装着できるため少々頭を振ってもイヤホンが外れることはないし、ズレすらあまり感じないのでこのあたりのストレスはないのはゲームのプレイ中もありがたい機能だと思います。

実際に長時間ゲームをプレイしても特に痛みなども感じることなく快適でした。
キツめに耳にセットすると痛くなる恐れがあるので、そこは注意してみてください。

音質について

音質は本音で言うと価格相応といったところだとは思いますが、この価格帯の中でもかなり頑張っている方だと思いました!

簡単な比較でいうと、AppleのEarPodsのようなこもった音質ではなくなく音全体はバランスが良くクリアです。
中音高音が繊細な音質というのが正解だと思います。

JBL特有の低音が利いている音とは真逆といっていいくらいなので、JBL特有の低音を期待している方には少し物足りなさを感じるかもしれません。

おそらくゲームで大事な定位なども重視されているためだと思いますので、いい意味で裏切られたと言ったところでしょうかね。

ゲーミングイヤホンではよく「こもり気味な低音」と言われますが、このQUANTUM50はこもった低音で潰れるような音質ではありません。
浅めの低音にチューニングされているところもポイントが高いところです。

逆に音楽を聴くためというのであればこのQUANTUM50ではなくてもいいかなとは思います。

音の厚みで言えば「EarPods」の方が若干感じられるので、重低音も求めている方は別のイヤホンを選ぶのがおすすめです。
とはいえデバイス側のイコライザやアプリによってはも音質の幅は広がります。

実際に自分で色々試してみると、結構自分好みの音にもでき中高音がクリアな綺麗さを保たせた良い音にすることもできました。

FPSゲーム向きかどうか

足音の聞こえ

今回はApexでの足音チェックを行ってみました。

足音自体は特に問題なく聞こえます。
Apexは中高音にも足音が乗っているようなので、それもあって聞きやすく感じたのかもしれないですね。

その他のイヤホンと比べてめちゃくちゃ聞こえやすくなるというものではないですが、音質もクリアなので環境音に埋もれるような聞こえ方ではないためFPSゲームでは十分活躍するイヤホンだと感じました。

定位感について

定位感も中高域が繊細なためか、聞き取りやすい部類だと思います。
というか、イヤホンの割に音の広がりが感じられるのでむしろ推したいポイントにもなっています。

ヘッドセットのようにはいかないですがAppleの「EarPods」より少し奥行きを感じるようなイメージです。

ちなみに所有しているGameDacを利用して聞いてみましたが、こちらを使用すると音に厚みを加えることもできたので、ヘッドセットが面倒なときや髪をセットしているときなどQUANTUM50の出番が増えそうです!
ヘッドセットの音質が良くなる「GameDAC」

マイクについて

QUANTUM50の一番の推しポイントと言っても良いのがこのマイク部分ではないかと思います。

まずマイクが口元の近くに独立して配置されているのでピックアップに優れているのが一つ特徴です。

マイク部分独立しているおかげで服にマイクが擦れてしまうようなことも防ぐことができるので、相手側に不快な音が伝わりにくくなっています!
まさにオンラインゲームプレイに気を利かせた設計ですね。

そしてボリューム調節可能な音声スライダー、ミュート調節機能、電話受信など可能なマルチファンクションボタンといった機能がシンプルに収まっているので、マルチプレイヤーゲームをされる方にとってはこの機能があるだけで重宝します。

気になるマイクの音質ですが、フレンドに聞いていただいたところ一般的なイヤホンに付属しているマイクと大きく差はないが、少しこもっている感じはするものの悪い印象ではないとのことでした。

自分でも録音して聞きましたが、イヤホンマイクに付属しているマイクと考えると性能的には充分ではないかという結論に至っています。

ストーリー性のあるゲームには向いている?

ヘッドセット使用時のような重厚感ある音質を求めるのは難しいですが、中音と高音がクリアなので広がりがある音として感じ取れます。

QUANTUM50で「バイオハザード ヴィレッジ」のトレーラーを視聴してみましたが、思ったより臨場感を感じられたのでむしろFPSゲームより良い向いているのでは?と思うほどでした。

気味の悪い音や声なども耳から刺激を感じられるので、デモンズソウルやファイナルファンタジーといった壮大な音楽や音が感じられる作品でも活躍できるのではないでしょうか。

個人的にはあまり気にならなかった部分ではありますが、浅めな低音であるためシチュエーションによっては音の厚みに物足りなさを感じる事があるかもしれません。

音楽を聴くために向いているか?

音楽を聴くという面では個人的にAppleの「EarPods」の方が聴きやすいと感じました。

ただ、僕が低音が利いている音質をを好む傾向があるのでそれが全てではありません。
音が悪いというわけではないのでご安心ください。

中高音は音楽を聞いても繊細さが感じられます。

低音好きな自分としてはちょっと物足りなさがあるのでこういった感想になっていますが、様々なレビューを見てみると普段使いでも問題なく楽しめているという声が多いです。

むしろ逆に万人受けしやすいイヤホンでもあると思っているので、普段使いのイヤホンとしても活躍できるイヤホンの一つです。

遮音性と音漏れについて

遮音性ですが、一般的なイヤホンと比べて周りの音が聞こえないようになっていました。

ツイストロック機能とシリコン製のイヤーチップによって周りの音が抑えられており、JBLの公式ページにもしっかり遮音性も優れているというアピールがされています。

密閉型のヘッドセットと比べると劣ってはしまいますが、周りが少しにぎやかな環境でも音に集中できます。

大きめのボリュームで音漏れしているか試してみましたが、装着している時は周りに迷惑がかかるような漏れはなかったです!
※めちゃくちゃボリュームを大きくすると流石に漏れはします。

QUANTUM50の気になる点

一つはJBLという先入観で音を聞くと低音に物足りなさを感じるという点。

ある程度低音を感じられるチューニングになっていますが、低音好きには合わない可能性があります。

ゲームでのプレイを重視していると思うのでここは仕方ない部分だと思いますが、普段使いで音楽を重低音で楽しみたいという方はその他のイヤホンの方が良いかもしれません。

もう一つはコントロールユニット部分からイヤホン側にかけての線が細いところ。
価格を考えるとコストを抑えている部分だと思うので仕方は無いのかなと思います!

普通に使用していればちぎれてしまうということも無いと思うので大きな問題ではありません。

最後に大きさですね。

耳から少しはみ出る大きさなので、人によっては主張が強く感じる可能性はあります。
価格設定を考えるとその他に気になる点はほとんど見つからなかったです!

【JBL QUANTUM50/レビュー】音質・マイク音・足音まとめ

改めてまとめると、この価格帯でのゲーミングイヤホンとしてはかなりおすすめできるものでした。

個人的な使い方としては、メインのヘッドセットとは別のサブイヤホンとして今後活躍していくと思います。

改めて推しポイントは下記のとおりです。

  • 3,000円以内という価格設定
  • 装着感がものすごく良い
  • マイク関係の機能が豊富
  • 足音が聞きやすく定位感も良い
  • ストーリー性あるゲームでも臨場感が感じられる

とにかくこの価格設定で実現できているのがすごいの一言です。

お金を積めばもっと良いゲーミングイヤホンはありますが、手軽に出せる金額としてはこれ以上無いくらいおすすめのゲーミングイヤホンなので是非参考にしてみて下さい!

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はじめましてYUYAと申します! FPSやTPSゲームをよくプレイしており、それ故にゲーム周辺機器や仕事に利用しているパソコン周辺機器などをいろいろ使って試したりするのが趣味です。APEXの最高ランクはマスター。 レビューや紹介などの依頼はTwitterのDM、もしくはメールまでお願いします。

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