今回はPS4やPS5、PCなどでゲームを楽しむためのヘッドセットとして「JBL QUANTUM 800」についてレビューさせていただいています。
実際にたくさん使用しており、音質やマイクなどについてもしっかりレビューしているので是非参考にしていただけたら幸いです。
今回はヘッドセットとありゲームをメインとして紹介していますが、使用してみたところ様々な用途に対応している万能なヘッドセットでした。
特徴
☆ハイレゾ対応
☆Bluetooth対応
☆Discord認定
☆ACTIVE NOIZ CANCELLING内蔵
☆高音がクリアで低音の迫力も抜群
☆どちらかといえば低音好きにおすすめ
☆ワイヤレスのヘッドセットの中ではトップクラスの音質
☆サウンドカスタマイズなど各種設定が可能
レビューということでこのヘッドセットの良いところ・悪いところそれぞれ正直に書いています!
まだ使用ユーザーも少ないヘッドセットだと思いますので、今回のレビューを参考にしてみてください。
目次
【JBL QUANTUM 800】レビュー!PS4での設定や音質、マイク音(ヘッドセット)
JBLについて
JBLといえばSonyやBoseなど大手メーカーと並ぶくらい世界的に有名なブランドなので、知っている方も多くいらっしゃると思います。
そのJBLが今回ヘッドセットをリリースするということで、音響好きな方からも注目されていました!
JBLはスピーカーブランドの中でも低音域に強いという特徴があります。
音域の広さの再現度も高いため、コンサートホールや映画館などでもJBLのスピーカーは使用されています。
JBL QUANTUM 800のスペック等
JBL QUANTUM 800のスペックなどを簡単にまとめておきます!
価格:19,800円(税別)
□アクティブノイズキャンセリング機能(ANC)
簡単に説明すると、外部の音が聞こえないようにするために信号処理技術を使って遮音する機能のことです。
AirPods Proなどにも内蔵されている機能ですが、ワイヤレスのヘッドセットにANCがついているものはあまり見かけないので貴重だと思います。
□ハイレゾ認定50mmダイナミックドライバー搭載
ハイレゾ対応はありがたいですが、今の所ゲームでは利用することはなさそうですね。
PS4のメディアプレイヤーではハイレゾ音源を試聴するすることができるようになっているので今度試してみようと思います。
□QuantumENGINEソフトウェアでカスタマイズできる
WindowsPCでイコライザ機能やマイク音量など様々な部分の調整ができます。
□DISCORD認定ゲームオーディオチャットダイヤル搭載
ヘッドセットについているダイアルを操作するだけで、ゲームとチャットの音声バランスが調整できます。
SkypeやTeamSpeakなどにも対応。
□対応プラットフォーム
PC|MAC|Xbox|PlayStation|Nintendo Switch|Mobile|VR
□接続方法
・3.5mm接続
・2.4GHz ワイヤレス接続
・Bluetooth機能
その他にも多数機能ありますが、注目機能をピックアップしました。
JBL QUANTUM 800のレビュー
早速レビューしていきます!
まずは見た目から。
【外面】
実際に手元に届いてみると、思った以上にしっかりしていて高級感が感じられました。
かっこいい。
ずっしりとした感じで安っぽさはまったくないです!
一応外面の文字や外周りは光るので参考までに画像ものせておきますね。
【内面】
内面は「L」と「R」で左右がわかりやすいようになっています。
ドライバーもしっかり見えていますね。
イヤークッションもかなりモフモフでつけ心地も非常に良いです!
頭頂部にもクッションがあり、個人的に嫌な感じはしなかったです。
ワイヤレス仕様時は最大14時間使用可能なバッテリーとなっています。
音質について
音質については別記事へたっぷりまとめました!
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【JBL Quantum 800】ワイヤレスヘッドセットの音質など詳しくレビュー
前回「JBL QUANTUM 800」についてレビューをまとめていますが、今回改めてこのヘッドセットをしっかり使った後に見えてきた音質につい ...
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ワイヤレス接続時の音質、3.5mm接続時の音質などそれぞれの違いなど詳しく書いています!
サウンドカスタマイズ(JBL QuantumENGINE ™)について
「JBL QUANTUM800」のヘッドセットでは、「JBL Quantum Engine」で設定を行うことができます。
※Windowsのみ対応なので注意▶ダウンロードページ
「JBL Quantum Engine」であらかじめ設定しておかないと、ヘッドセットの力を最大限引き出せないのでできる人は調整しておきましょう。
音質はかなり変わるので調整必至。
主に設定できるのは以下の通り。
- JBL QuantumSOUNDのオン/オフ
- イコライザープリセット選択
- RGBライティングカスタマイズ
- マイク感度調整
- チャットとゲーム音バランス調整
こちらはイコライザー調整画面。
それぞれのプリセットを選択することで調整することがができます。
もちろん自分で「低音を上げる」などカスタマイズすることもできるので、好みの調整でプレイ可能。
これらは基本的にPCでの効果なので、PS4では細かな部分は反映しません。
PS4でもアクティブノイズキャンセリングを利用することは可能ですが、あらかじめPCでサイドトーンをオフにしておかないと切り替えができないのでそちらも注意が必要です。
マイク音声について
ヘッドセットを選ぶ理由として、ボイスチャットなどで伝わるマイク音声は大事なポイントの一つ。
Quantum 800のマイクピックアップパターンは単一指向性なので、外部音は入りにくくなっています。
ワイヤレス接続の場合のマイク音質は、音声に厚みが少なく少し軽い感じに聞こえますね。
配信や動画などには向かない音声ですが、ボイスチャットでオンラインプレイする分には特に問題はない程度です!
3.5mm接続での場合のマイク音質は、ワイヤレスより比較的厚みがある音声になっていてスカスカ感が少しマシになっています。
これくらいの音質なら配信を行ってもそこまで不快にはならないかなと思いますが、すごく良いマイク音質とは言えないです。
すごく良いマイク性能というわけではないですが、不快さはないレベルの音質なので結果的に「良くはない」という評価にしています。
一応フレンドとPS4でパーティチャットを組み、3.5mm接続で聴いてもらいましたが、相手の方も音質が悪いという印象はそこまでなかったようです。
試しにワイヤレス接続で聴いてもらうと、やっぱり「こっちはあんまり良くないな」という感想を頂いています。
つけ心地と重さについて
この「JBL QUANTUM 800」の重さは408gとヘッドセットの中では重たい部類です。
先につけ心地は良いという話をしましたが、重さが400g超えているということもあり、肩こり、首こりをしやすい人で「重いヘッドセットは無理」という方は合わないかもしれないですね。
ただ、イヤークッションのおかげなのか、つけ心地の良さもあってかなり緩和されているように感じています。
自分は首(頚椎)のヘルニアを一度やってしまって首があまり良くないですが、それでも3〜4時間気にせずプレイできているので重さの割には長時間プレイできるヘッドセットと言えるかもしれません。
※個人的感想です。
実際に使用してもらわないと伝わりにくい部分なので参考程度に!
JBL QUANTUMシリーズとおすすめ
今回「JBL QUANTUM 800」のレビューを書いていますが、 QUANTUMのヘッドセットには4パターン用意されています。
実際に利用している方々のコメントなどを参考にし、各ヘッドセットのおすすめのポイントや価格、特徴を簡単ではありますが一緒に記載しておくので参考にしてみてください。
QUANTUMシリーズ
- JBL QUANTUM ONE
- JBL QUANTUM 800(今回記事で紹介)
- JBL QUANTUM 400
- JBL QUANTUM 100
JBL QUANTUMONE
価格:24,800円(税抜)
QUANTUMONEシリーズで一番の高価格のヘッドセットです。
下に特徴をまとめました。
- 重量:369g
- マイク着脱可能
- 3.5mm接続/USB接続
- ワイヤレス接続不可
- JBL Quantum Engineで設定可能
- USB接続だとJBLの音質の良さが出るが、3.5mm接続だと少し物足りなさあり
- マイク音がUSB接続だと微妙、3.5mmだと悪くはない。
- アクティブノイズキャンセリング機能あり
- イヤークッション◎
- 周波数特性/20Hz - 40kHz
- 単一指向性
USB接続時の音質が低音好きにはたまらないめちゃくちゃいいJBLサウンドだそうです。
3.5mm接続時との差も大きいようなので、マイク音声より音質を取る方にはおすすめできるヘッドセットだと思います。
USB接続時の音質が良いということもあり、PS4でプレイするよりPCでプレイされる方のほうがおすすめのヘッドセットです。
JBL QUANTUM400
価格:9,880円(税抜)
1万円を切るQUANTUM400のヘッドセット!
下に特徴をまとめました。
- 重量:274g
- マイクはフリップアップミュート
- 3.5mm接続/USB接続
- ワイヤレス接続不可
- JBL Quantum Engineで設定可能
- USB接続だと低音は強めになり、3.5mm接続だと少し低音が落ち着く傾向。
- マイク音がUSB接続でまずまず、3.5mmだとUSBより声の厚みが少し減る。
- アクティブノイズキャンセリング機能なし
- イヤークッション○
- 周波数特性/20Hz - 20kHz
- 全指向性
QUANTUM400は上位モデルより価格が大幅に下げられていることもありますが、見た目、つけ心地、音質、マイク音それぞれのバランスが取れたヘッドセットになっているようです。
JBLということもあり、低音もある程度重視されている模様です。
マイク音質だけで言えばQUANTUM ONEとQUANTUM 800より良いという話なので、1万円以内のヘッドセットとして考えている方にはおすすめできるヘッドセットだと思います。
JBL QUANTUM100
価格:3,880円(税別)
QUANTUM100はQUANTUMシリーズで一番安い価格のヘッドセットです。
特徴を下にまとめます!
- 重量:220g
- マイクは着脱可能
- 3.5mm接続のみ
- ワイヤレス接続不可
- アクティブノイズキャンセリング機能なし
- イヤークッション○
- 周波数特性/20Hz - 20kHz
- 全指向性
税込み4000円ほどのヘッドセットではありますが、この価格帯にしてはかなりポテンシャルの高いヘッドセットです。
上位モデルよりマイク音声が良いのも特徴です。(JBL QUANTUM400と同等)
アクティブノイズキャンセリングがついていない分なのか、マイク音質はスカスカしていません。
っていうかとりあえずヘッドセットを手頃な価格で手に入れたいという方は多分これめちゃくちゃおすすめできるやつだと思います!
ヘッドセット【JBL QUANTUM 800】音質・マイクレビューのまとめ
改めて「JBL QUANTUM 800」の良かった点、悪かった点をまとめておきます!
とりあえず今回購入してみた感想ですが、めちゃくちゃ満足です。
ワイヤレスでこの音質、おまけにANCまでついているなんて他ではなかなかないヘッドセットだと思います。
まじでおすすめ!
良かった点
- アクティブノイズキャンセリング機能付きのワイヤレスイヤホンというところがかなり良い。
- 音質もJBLだけあって、低音のキレもよく迫力ある音質でゲームができます。
- PCであれば音質調整などでゲームに限らず幅広く設定できる。
- イヤークッションがよくて装着感抜群。
悪かった点
- マイク音質が微妙(ワイヤレス接続時)
- 各種設定をPCで行う必要がある(こだわる場合)
- 410gと重いので疲れやすい
やっぱり一番はアクティブノイズキャンセリング付きワイヤレスヘッドセットというところがおすすめできるポイントですね。
それに加えて音質もワイヤレスにしてはかなり良いのでかなり満足できるヘッドセットだと思います。
特に低音を大事にしている方には満足できる音質ではないですかね。
逆に残念なのはマイク音質。
ワイヤレスも3.5mm接続時くらいよかったら言うことはないのですが、ワイヤレス接続時のマイク音質はお世辞にもいいとは言えないかなと。
とはいえVCの相手に迷惑がかかるような汚い音質ではないのでご安心を。
PS4パーティ内などでは聞きやすくはなっていたので、特に気にしたことがない方は問題ないレベルです!
最後に、今回この「JBL QUANTUM 800」を購入したタイミングでUSB-DAC「SteelSeires GameDAC」というものも購入しているので、改めて記事にする予定です。
オーディオ変換器とし有名な「Mix AMP」と同じような役割をするものですね。
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