2020年11月12日(木)にPS5が発売され、PS5での120Hz対応モニターも続々登場しています。
今回はPS5で4K/120fpsでゲームを楽しむためのHDMI2.1対応モニターを6つピックアップしており、実際に使用したモニターのレビューも合わせて紹介しているので、購入を考えている方の参考になれば幸いです。
- 4K/120fpsに対応したおすすめなモニター
- 実際にHDMI2.1対応のモニターを使用した感想
- 選ぶポイントについて
PS5対応モニターの選び方
PS5に合うモニターを選ぶ場合は、大きく分けて下の2点だと考えています。
選ぶポイント
- 解像度を重視(4K,8K)
- 120Hz以上のリフレッシュレートに対応
PS5は最大8K/60Hz(4K/120Hz)に対応しています。
そのため、RPGゲームなどストーリーを重視したゲームをプレイする方は高解像度に対応したモニターを選ぶのがおすすめです。
逆にApex、CoD、フォートナイト等でのオンライン対戦をメインでプレイするという方は、120fpsでゲームをするために120Hz以上(144Hzなど)に対応したモニターを選ぶのがポイントなります。
基本的には「解像度重視」もしくは「リフレッシュレート重視」のこの2パターンから選ぶのが一般的な選び方ですが、今回この記事で紹介するモニターはそのどちらもパスしているHDMI2.1に対応した最新のモニターです。
4K/120Hz(HDMI2.1)対応のモニター
まずこのHDMI2.1に対応しているモニターは、最新規格ということもありかなり高い価格帯のモニターです。
ただ、発売されている種類も多くなってきており、その中でも比較的価格が抑えられた製品も続々出てきました。
まずは実際に使用した製品からレビューも合わせて紹介していきます。
JAPANNEXT 28インチ「GX28」レビュー
こちらの日本の会社であるJAPANNEXTからリリースされている28インチの「GX28」というモニターです。
- JAPANNEXT=日本の企業
- 28インチの4K/144Hzモニター
- 応答速度が最大1ms
- HDR(輝度400cd/m2)搭載
- 次世代機での120fpsプレイが楽しめる
- Type-C 65W給電搭載
- リモコンで操作可能
最新規格であるHDMI2.1に対応したモニターの中でもかなり安い価格帯なので、手に取りやすい点で注目のモニターです。
PS5での4K/120fpsでのゲームプレイもしっかり確認されているモニターなので安心できます。
初めてHDMI2.1のモニターを使用してみましたが、IPSパネルでの4Kの映像は美しくかなりきれいさを感じました。
PCではありますが実際にAPEXをプレイしてみたとこと、フレームレートもしっかり144fps出ており操作感も滑らかで快適です。
普段はBenQのZOWIE XL2546Kというモニターを使用しているためさすがに残像感に違いは感じましたが、それでも十分PS5でプレイするにも最適なモニターだと感じています。
ストーリー性の高いゲーム・FPSのようなオンライン対戦ゲームどちらにも向いているモニターなので、低価格で押さえたい方にとってはおすすめしやすいモニターです。
より詳しいレビューについてはこちらにまとめているので興味がある方はぜひ読んでみてください。
おすすめのHDMI2.1対応モニター
ASUS TUF Gaming VG28UQL1A
PS5での4K120fpsプレイがしっかり確認できているASUSのTUF Gaming VG28UQL1Aという28インチのモニターです。
こちらも画面と目との距離が近くても許容できる範囲の大きさだと思います。
ベゼル幅が狭いのも良いポイントです。
ノングレアで画面反射がしないところも良いですし、暗い場所が見やすい機能も備わっているためFPS/TPSゲームへの考慮もされている点でおすすめできます。
応答速度も1m/sと速いですね。
HDMI 2.1が2つの他にHDMI 2.0も2つ付いているので、PS5以外のゲーム機など複数つないでおくこともできます。
BenQ MOBIUZ EX2710U
BenQ MOBIUZシリーズは、その他にEX3210U がPS5で互換性があります。
詳しくは公式サイトにて確認可能です。
LG UltraGear 27GP950-B
現在このHDMI 2.1搭載のモニターで一番有名といっても良いかもしれないLGのモニター。
こちらは27インチで4K/144Hz(HDMI2.1:4K/120Hz)なのでPS5での使用に最適です。
同じ27〜28インチモニターの中でも唯一DisplayHDR™ 600に対応しているので、映像の綺麗さもポイントになっています。
注意点はスピーカーが非搭載というところがありますが、FPSやTPSゲームを中心にプレイする方にとってはあまり気にする部分ではないかもしれませんね。
応答速度も1ms(GtoG)と問題なく速いです。
個人的にはUSB Type-Cが非搭載な点が少し気になったかなというところ。
Acer XV282KKVbmiipruzx
こちらのAcer XV282K KVは28インチの4K/120fps対応モニターです。
HDR400に対応しており応答速度も1m/sということで、FPS/TPSゲームにも適しています。
USB端子にType-Cが備わっており、その他にも端子の数が多めなのでPCでプレイする方にもおすすめ。
こちらはスピーカーも付いているので、スピーカーがあるタイプが好ましい方はこちらをチェックしてみてください。
MSI Optix MPG321UR-QD
このほかにもHDMI2.1に対応したモニターは発売されていますが、この記事へ紹介している製品は比較的注目度が高く多くの方が手に取っている製品を中心にピックアップさせていただきました。
フレームレートとリフレシュレートについて
フレームレートとリフレッシュレートについてイマイチ理解していないという方にわかりやすいよう、簡単ですがまとめさせていただきました。
- フレームレート(fps)・・・モニター上で1秒間に書き換わる画像の枚数
- リフレッシュレート(Hz)・・・モニターが1秒間に書き換えられる枚数
フレームレートとは
フレームレートはfpsという値で表されており、1秒間に表示される画像の枚数を表しています。
一番わかりやすく言われているのが「パラパラ漫画」をイメージするというものです。
同じ動きをする1秒間の動画があった場合、その1秒の間で20枚で表現する場合と60枚で表現する場合では全く滑らかさが違うのがわかるのではないでしょうか。
この1秒間に表示する枚数が20枚であれば20fps、60枚だと60fpsといったように数値で分かるようにされています。
PS4は最大60fpsでしたが、PS5では2倍の120fpsまで出力できるようになりました。
これによりさらに滑らかなゲームプレイが可能になるので、より快適に見やすい映像で遊ぶことができるようになります。
リフレッシュレートとは
リフレッシュレートはディスプレイ(モニター)の性能のことです。
60Hzなど「Hz」という値で表されており、この数値が1秒間に表示できる回数を表しています。
※144Hz対応モニター⇨144fpsまで出力可能
ここで先に紹介したフレームレートが出てきます。
例えばPS5で120fpsで遊べるゲームをプレイしているが、最大60Hzまで対応しているモニターを使用している場合。
この場合はいくらPS5で120fpsで遊べるゲームでも、最大60fpsでしか遊ぶことができません。
モニター側の数値は同等程度、もしくはモニター側の対応リフレッシュレートが高いのものを使わないと性能を発揮しきれないのは覚えておきましょう。
まとめ:【PS5対応モニター】4K/120Hz(HDMI2.1)対応
今回はPS5で使用するためのモニターとして、HDMI2.1に対応した製品を6つほど紹介させていただきました。
個人的には実際に使用したJAPANNEXT「GX28」は非常にちょうどよくおすすめだと思います。
ただ4K/120Hzに対応したモニターなので、まだまだ全体的な価格は高いですね。
このHDMI2.1対応の製品に限らず、フルHDなどでもPS5で使用するモニターとしては多数おすすめが存在します。
別に4Kである必要がない場合や、120fpsでゲームがプレイできなくても問題ない場合などはスペックを落として選べばより安い価格で手に入れることができるので、自分がプレイするゲームによって検討してみてください。
その他におすすめなモニターもこのブログでは紹介させていただいています。
興味がある方はぜひそちらも目を通してみてください
→【PS5におすすめなモニター】