以前、TP-Link「Tapo L900-5」というLEDテープライトを紹介させていただきましたが、今回は新しい製品として2022年7月28日発売された「Tapo L930-5」をレビューさせていただきます。
内容は「Tapo L900-5」との比較に近い形になりますが、仕様やできることもより多くなっているので詳しくまとめました。
Tapo L930-5のポイント
- 好みの場所へテープを張る感覚で貼り付けられる
- 必要な長さにカット可能
- Wi-Fi経由で接続できる(2.4GHz)
- カラーのエフェクトが豊富でグラデーションも楽しめる
- アプリ、音声コントロールで操作可能
- 白色LED搭載
ほかにも多彩な機能が備わっています。
詳細な部分は記事へまとめているので目次などから読んでみてください!
テープライト【TP-Link Tapo L930-5】レビュー!
※TP-Link様から提供のもとレビューをさせていただいています。
製品情報
色の種類:RGB LED(1600万色)+白色LED
白色LED:1000ルーメン(色温度2500K~6500K)
RGB LED:2100mcd/最高光度
カラーゾーン:50パターン
Wi-Fi プロトコル IEEE 802.11 b/g/n
Wi-Fi 周波数 2.4GHz
寿命:25000時間
消費電力:13W
寸法:5000×10×3.0mm(本体)
保証期間:3年間
【パッケージ内容】
- テープライト本体(リール)
- ACアダプタ
- 電源スイッチ
- 両面テープ(電源スイッチ固定用)
- 取扱説明書等
テープライト本体にコーティングが施されており、「Tapo L900-5」よりしっかり耐久面もアップしている製品になっていました。
下のアプリと連動させることで細かい設定やカスタマイズが可能になります。
TP-Link Tapo
TP-LINK無料posted withアプリーチ
基本的にアプリで操作することになるのでスマホなどに入れておくと便利です。
「Tapo L930-5」の特徴やポイント
ブロックごとにカラーを変更できる
「Tapo L930-5」ではエフェクト作成にあるカラーペインティングという項目で、テープライトのカラー配色をブロックごとに変えることができます。
※ 上の画像は説明をわかりやすくするためにテープライトを巻いたまま使用していますが、本来リールを巻いたまま使用するのは事故や故障の原因になるのでやめておきましょう。
画像左のスマホで設定した配色が、しっかりテープライトに反映しているのがわかると思います。
設定画面で色を設定、光らせたい部分をタップすることで設定が可能です。
その作成したエフェクトも名前を付けてプリセットとして保存できるので、気分によって簡単に変えることもできます。
プリセットエフェクトが豊富
前回レビューした「Tapo L900-5」はテープ全体の色が順に代わりましたが、「Tapo L930-5」では色がグラデーションで変化するのでとてもきれいです。
「Tapo L930-5」では左の画像にあるようにあらかじめ用意されているプリセットもあります。
エフェクトも独自のグラデーションの色を設定できたり、プリセットにある色の変化を好みの色に設定することも可能です。
下にはグラデーションで光らせている動画を用意したので参考にしてみて下さい。
グラデーションは、自分が設定した配色でプリセットにない独自の配色グラデーションを保存しておくことが可能なので、カスタマイズしたエフェクトを複数作っておけば切り替えるだけでそれぞれのシーンにあった光で過ごせます。
1,000ルーメンの白色光に対応
これまで「Tapo L900-5」や「Tapo L920-5」にはなかった白色専用のLEDが追加されました。
1,000ルーメンの白色光に対応していることもあってか、これまで使用していた「Tapo L900-5」よりも白色の明るさが強く感じます。
白色LEDが搭載されたことによって色温度の調整が可能になったことから、さらに万能なライトとして使用する幅が広がりそうです。
音声コントロールが進化
GoogleアシスタントやAmazon Alexaでの音声コントロールは以前紹介した「Tapo L900-5」でも対応していましたが、今回発売された「Tapo L930-5」ではApple HomeKitに対応したことによりsiriでのコントロールも可能になっています。
「Tapo L900-5」や「Tapo L920-5」でもショートカットアプリを介することでSiriで操作することは可能でしたが、Apple HomeKitに対応したことによりその煩わしさもなくなったのはiPhoneユーザーとしてもありがたいです。
ライトのON/OFFの切り替えはもちろん、光量や色を変えることもSiriに話しかけることで変わります。
コントロールセンターにも表示されるようになったので、アプリを立ち上げずともライトのON/OFFの切り替えも可能です。
テープライトがコーティングにより強化されている
「Tapo L900-5」との比較になりますが、表面に高品質のPUコーティングが施されていることでテープライト本体の強度がアップしています。
【Tapo L900-5】
左の画像を見るとわかりますが、テープ表面が裸になっており、ライトの光る部分などがむき出しになっています。
場合によっては、テープにある細かいパーツ部分をぶつけて破損させてしまったりする可能性もありました。
【Tapo L930-5】
Tapo L930-5のほうは表面に透明なコーティングがされています。
表面を少々当ててしまっても問題ないので、Tapo L900-5と比べるとかなりの強度アップではないでしょうか。
光り方もコーティングによる影響はとくになくきれいに発光しています。
設定が簡単
今回紹介している「Tapo L930-5」も特に難しい設定が必要なく、アプリの表示に沿って設定していくだけでライトを点灯させることができました。
「Tapo L930-5」に限らずTP-Linkさんの製品は設定がどれも簡単な印象です。
上のように設定する製品を選んで登録します。
接続方法も表示画面で指示してくれるので簡単です。
最終的にアプリのホーム画面へデバイスが追加されれば完了です。
初めてアプリを使用する場合は登録が必要なので作成しておきましょう。
初期設定ができたらあとはお好みの場所へ貼り付けるだけで使用できます!
スケジュール設定も可能
上のようにスケジュールを作成し、任意の時間に合わせてライトのON/OFFが可能です。
アプリと位置情報を連携させれば、日の出・日の入りの設定も行うことができます。
まとめ:Tapo L930-5 レビュー
今回はTP-Linkのスマートテープ「Tapo L930-5」のレビューをまとめさせていただきました。
以前紹介した「Tapo L900-5の記事」もあわせて読むとより参考になるかと思います。
簡単ですが、おすすめポイントや気になった点を下へまとめました。
良い点
- 設定からテープの設置までが簡単
- ブロックごとのカラー設定で好みの光演出ができる
- 白色LEDによって色温度調整が可能になった
- コーティングによる耐久性がアップしている
- Apple HomeKitに対応でより手軽に操作可能
気になった点
- アダプターからライトまでがもう少しスマートだと嬉しい
- 税込6,400円と他社製品より少し高めなお値段
- 人感センサーがあると完璧
良い点はこの記事でもまとめた通りですが、価格に対しての製品クオリティも高く非常に満足できる製品でした。
気になった点に関しては、悲観的な部分はなく個人的な願望が含まれます。
私は就寝中はすべての電気を消して真っ暗にしているため、人感センサーがついていると助かると感じました。
夜中に目が覚めた時などは、電気をつける前にどうしてもスマホなどで照らす必要があります。
もちろん寝相などの動きで人感センサーで反応するのも逆に困りますが、そこはうまく設定できるような機能もあると嬉しいですね。
とはいえ製品の質も良く十分な機能が備わっているので、「Tapo L930-5」は自信をもっておすすめできる製品だったので参考になれば幸いです。