CS機(PS4・PS5など)でPCの方とボイスチャットをやり取りする方法をまとめました。
この記事ではPS4やPS5のプレイヤーがPCの方に合わせてVCを行うための方法として紹介しているので、PC側の方がやり方を知りたい場合はこちらの記事を参考にしていただけたらと思います!
基本的にはお金がかかっても1000円程度で済む内容ですが、MixAmpなやミキサーを使ったやり方もあるので合わせて紹介しておきます。
SNS:@yuy762 / frontier9yu
DISCORDなどの通話アプリを使用する方法
手軽な方法ではありませんが、一番のおすすめはDISCORDというアプリを使う方法という方法です。
DISCORDではなくLINEアプリを使う方法でもOKですが、DISCORDではマイクの調整など幅広い機能があるためゲーマー中心に多くの方に使用されています。
イヤホンスプリッター(ミキサー)を使用する方法
必要なもの
- マルチイヤホンスプリッター
- オーディオ変換ケーブル(4極メス- 3極オス,×2) 3.5mm
- イヤホン分配ケーブル 4極3.5mmステレオ(オス)-3.5mmステレオ(メス)×2分配ケーブル
- ヘッドフォンジャックアダプタ
(iPhoneなどで必要であれば)
すべて購入すると、ものにもよりますが約3,000円程度かかります。
下には今回実際に接続する際に購入したものを紹介しているので参考にしてみてください。
ヘッドフォンジャックアダプタは、iPhoneを使用している方などイヤホンジャックがないタイプのデバイスへ接続する際に必要です。
イヤホンスプリッター
オーディオ変換ケーブル(4極メス- 3極オス,×2) 3.5mm
イヤホン分配ケーブル
自分はヘッドフォンジャックアダプター以外を購入し、全部で2,500円程度でした!
必要なものは以上です!
イヤホンスプリッターでの接続方法
文字で説明しても理解しにくいと思うので、下記の実際に接続している画像から参考にするのがわかりやすいと思います。
※PS4とモニターもしくはテレビを接続して電源を立ち上げ、スマホでDISCORDのアプリを立ち上げている状態です。
- コントローラーとイヤホンスプリッターをAUXで接続
(AUXケーブルはBELKIN マルチイヤホンスプリッターに付属していたものを使用しました) - iPhoneなのでヘッドフォンジャックアダプターを使用。
(PCやジャックがあるスマホの場合はそのまま接続でOK) - 変換アダプタケーブルの4極オス側とヘッドフォンジャックアダプターを接続し、イヤホンスプリッターのオスを変換アダプタケーブルの3極メス(緑)と接続。
- オーディオ変換ケーブルのマイク側(赤)を変換アダプタの3極メス(赤)・ヘッドホン側(緑)をイヤホンスプリッターに接続。
- オーディオ変換ケーブルの4極オス側をヘッドセットにつないだオーディオケーブルと接続。
文字にするとかなりややこしくなってしまうので、とにかく画像をしっかり見てオス・メス間違わず接続するのが良いかと思います。
この接続方法であればPS4の音とスマホの音どちらも聴く事ができました。
自分の音声の方も、スマホからでなくヘッドセットのマイクから音を拾うことが確認できています。
(DISCORDの音声入力で確認済み)
注意点
まず1つはPS側のオーディオ設定で「出力機器」が音を出したい先に設定されているか確認しておきましょう。
これが設定できていないとゲーム音が出ません。
もう一つはイヤホンスプリッターを使った方法で気になったのは音量です。
人によってはゲーム側の音の最大音量が物足りないと感じる可能性があります。
自分はゲーム音を最大にすると少しうるさく感じるのでとくに問題はなかったですが、もしかしたら「もっと大きい音が出ればいいのに」と思う方もいるかも知れません。
スマホ側から出る音量は大きさの幅が広く、小さすぎるとは感じないので問題ありませんでした。
ゲーム音がどうしても小さいと感じる場合は、コントローラーへの接続をモニターもしくはテレビに接続して調整すると改善するかもしれないので試してみてください。
(使用するモニターやテレビによっては小さくなる場合もあると思います。)
GameDacやMixAmpを使用する方法
今回はGameDacを例に紹介していますが、MixAmpと接続方法が変わらないのでどちらも参考にできます。
必要なもの
- アンプ
(MixAmpやGameDac) - HDMIアダプター
(PS4SlimやPS5など光デジタル出力端子がない場合に必要) - 3.5mmケーブル
- ヘッドフォンジャックアダプター
(iPhoneなどイヤホンジャックがないデバイスに必要)
アンプはヘッドフォンやイヤホンで聴く音をサラウンド音質にできたりイコライジングできる機器です。
FPSゲームなどで重要な足音を聴きやすくできたりするので、とくに有名なMixAmpやGameDacを持っている方が多いと思います。
これらはゲーム音とボイスチャット音をミキシングでき、音量調整も手元で簡単にできるので個人的にはイヤホンスプリッターよりおすすめです。
光デジタル出力端子がないPS5などではHDMIアダプターが必要なので注意してください。
紹介したMixAmpとGameDacは参考までに下へ商品ページをまとめています!
接続方法
接続方法はイヤホンスプリッターを使う際よりごちゃごちゃしていないのでかなりシンプルでスッキリしています。
画像はGameDacで接続した方法ですが、MixAmpを使用する場合も大きく変わらりません。
上の画像ではPCへ接続していますが、スマホの場合はモバイルジャックを利用します。
アンプを使えばゲーム音とチャット音声のバランスを手元のダイヤルで手軽に調整できるので、わざわざ設定画面を開いて調整するような煩わしさがなくなります。
イヤホンスプリッターで気になったゲーム音の音量もしっかり出力できるので、小さすぎると感じることはないでしょう。
CS機のオーディオ設定などは下記記事でまとめているので参考に!
⇨【GameDAC レビュー】使い方や設定(PS4/接続)
手軽で今直ぐにできる方法
1. ゲーム内のボイスチャットを使用する
PS4/PS5などのパーティチャット機能を使わず、ゲーム自体のボイスチャットを使用する方法。
こちらであればPC側・ゲーム機側どちらのプレイヤーともボイスチャットのやり取りができるので一番簡単です。
メリットは手軽にできるというところですが、ゲーム内に知り合い以外のプレイヤーが居る場合、その方に話し声が全て聞かれてしまう可能性があるため、聞かれてしまうことが問題ない方や野良がいないフルパーティーの方に撮っては弊害のない方法だと思います。
もう一つデメリットとしてはボイスチャットの音質が悪いというところがあるので、知り合いだけで行うゲームモード以外はあまり推薦できない方法です。
2. イヤホンとヘッドホンを組み合わせる方法
手軽な方法の一つとしてイヤホンを付けたままヘッドホンを付ける方法があります。
ただこの方法はイヤホンのコードがヘッドホンに押され耳が痛くなる可能性が高いのであまりおすすめではありません。
もしやるのであればイヤホンからゲーム音を出してヘッドホンからボイスチャットの音を出したほうが足音などの聞き逃しが少ないと思います。
念の為ゲーム側のチャットで話を聞かれないためにもゲーム側のボイスチャットは念の為切っておきましょう。
手軽にできる反面デメリットもありますが、最も簡単な方法の一つになります。
まとめ:手軽にPS5/PS4とPCでボイスチャットをする方法と必要なもの
PS4/PS5側のユーザーがPCのユーザーとボイスチャットを行う方法をまとめました。
結論一番オススメなのはミキサーを使って通話アプリでやり取りする方法ですね。
快適さと予算をかけたくないという部分で一番丁度いいのかなと思っています。
もしMixAmpやGameDacを持っている方はそちらを使ったやり方が予算もかからずおすすめです!
この機会にDISCORDを使用してみようと思う方に向け、DISCORDの始め方についての記事もまとめているのでそちらも参考にしていただけたらと思います!
⇨【DISCORDの始め方】サーバーの作成方法、招待の参加方法について