この記事では「PCでゲームをするプレイヤー」と「CS機(PS4・PS5など)でゲームをするプレイヤー」がVC(ボイスチャット)のやり取りをする方法をまとめました。
とくにPCでゲームをするプレイヤーに向けた記事です。
その中でも「簡単な方法」と「別途必要な機器を使用する方法」とどちらもまとめているので、自分にあった方法で試していただけたらと思います。
PS4やPS5などのCS機でプレイされている方は「CS機プレイヤーがPCとVCを行う方法」を参考にしていただけると幸いです。
目次
- DISCORDなどの通話アプリを使用する
- ゲーム内VCを使用する
- PCでPS4・PS5のパーティチャットでVCしたい場合
例① 3.5mmケーブルでPCへPSの音を取り込む
例② MixAmpやGameDacを使ってCS機とVCを行う方法
例③ イヤホンとヘッドセットを併用する - まとめ
PCでCS機とボイスチャットをする方法
DISCORDなどの通話アプリを使用する
CS機側のプレイヤーがDISCORDやLINEなどの通話アプリを使用してやり取りができる場合は、PCでゲームする側のプレイヤーは特に別途何かを用意する必要はありません。
PCでゲームアプリを立ち上げつつ、そのPCでDISCORDやLINEといった通話アプリなどを使用するだけで解決します。
※DISCORD内の設定は必要です。
ゲーマー界隈ではとくにDISCORDが機能性もよく使用されているので、そちらを使ってやり取りができるのであればおすすめしたいところ。
参考までに始め方をまとめた記事を紹介しておきます、
⇨【DISCORDの始め方】サーバーの作成方法、招待の参加方法について
VCのやり取りができれば良いだけであれば、LINEのグループ通話を使用する形でも問題ありません。
ゲーム内VCを使用する
最も簡単な方法はゲーム内VCを使用する方法です。
個人的におすすめする方法ではありませんが、この場合もゲームをプレイするPCだけで完結するできるので簡単な方法ではあります。
ただゲームによっては他人に声が聞こえてしまう環境もあるので、その点はゲームの設定など注意してみてください。
PCでPS4・PS5のパーティチャットでVCしたい場合
PCでゲームをするプレイヤーがPSのパーティチャットでやり取したい場合は下のような方法があります。
例① 3.5mmケーブルでPCへPSの音を取り込む
3.5mmオーディオケーブルが必須になります。
接続について簡単に説明すると、「PCでゲームができる環境」と「PS4 or PS5でゲームができる環境」の2つを用意し、それらを3.5mmケーブルで接続するということです。
PCでプレイするゲーム音とPSのパーティチャット両方を聞くことができますが、下のような注意点があります。
注意ポイント
- 音を聴くのはPCへ接続したヘッドホンもしくはイヤホンで行う
- マイクはPS機に繋いでやり取りを行う
- PS4とPCそれぞれで設定を行う
- ほんの少しだけ相手の声に遅延を感じる
(ゲームに影響するレベルではない)
PCで音を聴き、PSでマイク音声を伝える必要があるため、ヘッドホン(イヤホン)とマイクは別々で用意する必要があります。
なので一つのヘッドセットではできないという点は注意が必要です。
ちなみに自分はこの方法で行っています。
PCとCS機それぞれで設定を行う必要があるので下も参考にしておいてください。
PC側の設定
Windowsの設定から「サウンドの設定」⇨「サウンド コントロールパネル」
- 「録音」を選択して「ライン入力」をダブルクリック
- 「ライン入力のプロパティ」のタブから「聴く」を選択し「このデバイスを聴く」という項目にチェックを付けた後、下にある「OK」を選択して終了
CS機側の設定
PS4/PS5は本体の設定にある「周辺機器」⇨「オーディオ機器」にて「出力機器」を「テレビまたはAVアンプ」に設定します。
「入力機器」はCS機につなげているマイクもしくはヘッドセット等を選択します。
必要であれば「出力機器を自動で切り替える」の☑を外しましょう。
設定が完了したらPCにつなげているヘッドホン(イヤホン)でCS機のゲーム画面の音が出ているか確認してみてください。
音が出ていればそのままパーティチャットを組むと相手の声も聞こえてくるはずです。
例② MixAmpやGameDacを使ってCS機とVCを行う方法
MixAmpやGameDacなどを使ってCS機のパーティチャットに参加することもできます。
こちらの方法はヘッドセットやマイク付きイヤホンがあれば別途マイクを用意する必要はありません。
この方法での注意点もあるのでそちらも目を通しておいてください。
※PS5は光デジタル入力端子がないため、PS5と光ケーブルを接続する間にHDMI変換アダプターを介して接続する必要があります。
ポイント
上の図ではモニターが2つありますが、モニターが1つしかない環境でも可能です。
(PSの画面が表示される側のモニターの電源を切っても音が聞ける)
- 先にCS機とモニターをHDMIで繋げ、パーティチャットを作成してVCを聴くことができる状態にしておく(CS機のオーディオ設定も終わらせておく)
- できたらHDMIをPCへ接続する
- MixAmpやGameDacの本体設定で「PC」ではなく「PS」を選択する
上の図ように接続することで、MixAmpに接続しているヘッドセットからPCのゲーム音とPS4・PS5のパーティチャットの音を聞くことができます。
GameDacで同じ配線で接続してみましたが、そちらでもちゃんと音が出せています。
こちらもPC側とPS側でそれぞれ設定を行わなければならないので下を参考に!
PCの設定
PC(Windows)のサウンド出力設定を「High Definition Audio Device」など音が出るものに設定します。
実際にヘッドセットからゲーム音などが出ているか聞いてみて、音が出ない場合はほかを選んでみてください。
PSの設定
PS本体のオーディオ設定等は、PSで普段MixAmpやGameDacを使用してる際の設定で問題ありません。
参考記事⇨GameDAC 使い方や設定(PS4/接続)
今接続方法の注意点・気になった点は下記の通り。
- PCでゲームなどを録画する際、自分の声はPCへ接続したマイクなどがないと声が入らない。
(MixAmpに接続しているヘッドセットなどのマイク音は録音されない) - PSのパーティチャットの声(VC相手の声)も録音できない。
例③ イヤホンとヘッドセットを併用する
先に紹介したどちらもできない場合はこちらも参考に。
手軽さを追求するとこの方法が最も簡単です。
- PCの音を流すイヤホンを耳へ装着する
- イヤホンを付けた上からPSに接続しているヘッドセットを装着する
少しボイスチャット音声が聞きづらい可能性はありますが、ゲーム音とPSのボイスチャットどちらの音も聴きながらやり取りを行えます。
ただ、ヘッドセットを装着することでイヤホンのコードが痛くなるため長時間のプレイはしんどいです。
まとめ:PCプレイヤーがPSのパーティチャットを利用する方法
以上がPCでCS機とボイスチャットをやり取りする方法になります。
複数紹介していますので自分にあった方法で試して見てください。
ここで紹介した方法以外にPSのリモートプレイを使用する方法というのもありますが自分的には少し勝手が悪かったのでこちらは割愛しています。
一番簡単でおすすめなのはDISCORDなどの通話アプリを使う方法ですね。
CS機プレイヤー側へ少し手間を取らせてしまうところはありますが、可能であればこの方法を取るのが良いと思います。
もし手間をかけさせたくないのであれば、あとに紹介したPCでPSのパーティチャットを使用する事ができる環境を作る必要があるので、周辺機器が複数あったり機材を購入できる余裕がある方などはそちらの方法を取りましょう。